20日午後4時45分頃、山陽新幹線岡山駅(岡山市北区)の下りホームから男児が線路内に立ち入ったのに駅員が気付いた。JR西日本は新幹線を上下線とも緊急停止。約1時間後、同駅から新大阪方面に約4キロ離れた線路内でJR西の社員が男児を見つけて保護した。岡山県警によると、男児にけがはないという。 県警やJR西によると、男児は小学生。ホームから線路までは約1・5メートルの高さがあり、転落防止柵が設置されているが、車両の乗降口部分は切れている。県警は男児が立ち入った状況を調べている。 男児が立ち入った直後、駅員は緊急停止ボタンを押し、男児を捜したが見つからなかった。その後、男児が新大阪方面に向かって歩いているとの情報を得て、岡山駅の最も近くにいた東京発博多行き「のぞみ37号」を最徐行させて捜索したところ、乗務員が午後5時50分頃、線路脇を歩いている男児を発見したという。 JR西は、新大阪―東広島間で約
