◇都議会15年度 収支報告 都議会(定数127)が10日に公開した2015年度の政務活動費(政活費)の収支報告で、交付総額8億9160万円(解散会派分を除く)のうち返還されたのは4264万円(4・8%)にとどまった。8億4896万円の支出の中には、使い道として疑問符がつくようなものもあった。 政活費は調査研究のため都から都議会各会派に交付され、都議1人につき全国最高の月60万円(年720万円)に上る。主な会派の交付額は自民4億200万円、公明1億6560万円、共産1億2240万円、民主(現・都議会民進)1億800万円、維新(現・民進都議団)3360万円、かがやけと生活者ネット各2160万円。 交付額に対する使用率は、自民が97・67%、公明81・58%、共産99・50%、民主99・99%、維新98・53%で、かがやけと生活者ネットはともに全額を使い切った。 全体の使途別では、人件費が2億
![東京)政活費 消えぬ疑問符:朝日新聞デジタル](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b137332376be4181e869faf726be5344ad338b27/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww.asahicom.jp%2Farticles%2Fimages%2FAS20160812001237_commL.jpg)