ワタシは「絵を描く」ことよりも「シナリオを構成する」ことの方が得意で、アクションやスペクタクル画面の構築には力不足を感じてます。ただその分、見ようと思ってもなかなか全話通して視聴するのはハードルが高いであろう番組の、物語としての最重要ポイントを、可能な限り詰め込んで構成することには全力を尽くしました。大勢のネクサスファンにそこを評価してもらえて、この10年「単行本はまだですか」という声を寄せ続けていただけたことはとても嬉しくて有り難かったです。この本が出せたのは、まずなによりもみなさんの応援のおかげです。10年前の絵は修正を加え出すと全ページ直したくなりますし(笑)、当時の作品を復刻するという意味で、手を加えずにほぼそのまま収録しました。 連載当時、「四話分の内容を11ページに、物語のツボは押さえて好きなようにまとめる」というのを毎回楽しくやらせていただき、円谷プロからのチェックというのは