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ブックマーク / ameblo.jp/hiromiyasuhara (3)

  • 『楽しくプチ貧困(?)』

    先日発売された雨宮処凛さん著作の『生きさせろ! 難民化する若者たち 』を読んでいます。いわゆる「自己責任」と「自己責任論」の間で著者自身も揺れ動きながら、同年代のフリーター、ニートの働く実態像をとらえようと四苦八苦しながらも価値判断をきっぱりかけていくさまが書かれていて、私はそこが雨宮さんの独自な視点でもあり、誠実さであるように思えて非常におもしろいと思いました。 タイトルと帯だけ見ると、いっけん熱いだけのかと思いますが、冷静なです。おすすめします。詳しい書評は雑誌に書く予定なので、もっとちゃんと読みますが、今日は雨宮さんのように社会の構造や貧困やワーキングプアの実態に目を向けたではなくハウツー系のの主張がどうなっているのか。そこにも興味があって、調べてみました。いっしょに読んでみるとおもしろいかもしれません。 こういったハウツー系ののメッセージは、「お金がなくてもまったり」とか

  • 『浜井浩一先生のコメント』

    芹沢一也さんのブログで、浜井浩一先生の「バラバラ殺人」の「正しい解釈」のコメントが掲載されております。 http://ameblo.jp/kazuyaserizawa/entry-10023537271.html 記者やディレクターの皆様、正しい「犯罪学」「統計」的見地からのコメントが欲しい場合はぜひとも浜井先生へ(すいません、先生、お忙しいのに勝手に宣伝しております)。実際、浜井先生のお話って、へええーなことが多くて、とてもおもしろいです。 東京新聞の「筆洗」の「犯罪不安社会」の取り上げ方は、「マスコミ」がよくやる「警察統計の捏造だー」とよく誤解される解釈ではなくて「モラル・パニック」というマスコミ自身の言説の責任に言及しているところがえらいなあと思いました。もう謝ってしまったほうがラクだと思うんですけどね。 Q 「バラバラ殺人」は異常な犯罪なのでしょうか? A 答えは、バラバラ殺人の多

    kashmir108
    kashmir108 2007/01/17
    コメント欄"歯医者一家の事件については、小田晋教授が、「極めて年の近い兄妹なので、2人の間に性的な雰囲気が漂わなかったはずはないのです。近親相姦的な要素もあったでしょう」 と断言"この発言者が危険な気が
  • 『少年犯罪には先進国中一番厳しい日本』

    今日は調べものがあって国会図書館に行っていた。おもしろいデータを手に入れたのでご紹介しようと思う。龍谷大学、浜井浩一教授の論文にある調査である(※)。 日の「犯罪増加」の根拠は認知件数をもとにしているから間違うのだ。つまり認知件数はどういう犯罪を受理するかという警察の方針によって変わるからである。 浜井教授は国際的な犯罪被害調査をもとに論を展開する。調査は略して「ICVS」という。標準化された統計手法に基づいた、現在もっとも信頼性が高い調査である。 2000年に行なわれた調査において、日の被害率は「住居侵入、未遂」においては先進12か国中下から二番め。脅迫のみを省く暴力犯罪では一番低い。唯一の例外が自転車盗で各国中トップという結果である。 さらに、「被害が重大なもの」として受け取られたかどうかの調査では日は上位。 そして、「この罪にはどんな罰が適当か」という「量刑意識」については日

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