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ブックマーク / www.eic.or.jp (4)

  • 環境用語集:「PM2.5」|EICネット

    大気中に浮遊している直径が2.5μm以下の超微粒子(1μmは1mmの千分の一)。微小粒子状物質という呼び方をされることもある。大気汚染の原因物質の一つ。 従来から環境基準を定めて対策を進めてきたSPM(浮遊粒子状物質)は「大気中に浮遊する粒子状物質であってその粒径が10μm以下のもの」を指すが、近年はより小さな浮遊性粒子状物質であるPM2.5の呼吸器や循環器系への影響が指摘されるようになった。粒径が小さい分、気管を通過しやすく、肺胞など気道より奥に付着するため、人体への影響が大きいと考えられている。2009年9月には「1年平均で15μg/m3以下、かつ1日平均で35μg/m3以下」という環境基準が定められ、さらに2013年春先の中国大陸における甚大な大気汚染の発生に伴う社会的関心の増大を受けて、注意喚起のためのPM2.5暫定指針も定められている。 現在、大気汚染防止法に基づいて、地方自治体

  • 第064回 風力発電と景観[EICピックアップ]|EICネット

    「原子力発電所 vs 反対派市民」「有害物質を出す工場 vs 市民団体」。以前の環境運動の構図は簡単明瞭でした。保護派には明確な「敵」がいました。現在の環境問題はちょっと複雑です。廃棄物問題、交通公害などに代表されるように、「敵」=問題の原因は環境団体の中、また自分自身の生活の中にもあります。 風力発電と景観問題でも、その構図が成り立ちます。風力のエネルギー利用は気候変動防止に貢献します。しかし、設置場所の周囲の自然や、景観を損います。「グローバルな環境の問題 vs ローカルな景観保護」というジレンマを生み出しています。 牧草地と森林のモザイク景観が美しいドイツ南西部、黒い森地域にも、ここ数年、大型の風車があちらこちらに立つようになり、激しい景観論議が交わされています。今回はドイツ風力発電の法的なバックグラウンド、並びに風力推進派、反対派の論拠を紹介します。国立公園内、周縁での風車の設置が

  • 環境用語集:「ピークカット」|EICネット

    電力ピーク時間帯の熱源動力負荷をカットすること。 ピーク時はおおむね昼から午後にかけてであり、ピーク需要を減らすことは、二酸化炭素排出量の多い石油火力発電所の電力を減らすことにつながり、地球温暖化対策という観点から重要な取り組みといえる。 電力負荷率(電力平均出力を最大出力で割ったもの)も悪化の傾向にあり、発電設備稼働率は年々低下してきている。これらを緩和する手段として電力ピーク時間帯に太陽光発電を用いることによるピークカット効果などが注目されている。

  • 【コラム】ピークカットって何?|エネルギーに関するエコライフ|エコライフガイド|EICネット

    【コラム】ピークカットって何? 夜の電気はなぜ安いか、ちょっと考えてみる 最近、電気料金のメニューも多様になってきました。その中に、日中の料金単価を割高にする代わりに夜間の料金単価を安く設定するメニューがあります。何故夜間の電気を安くしているのでしょう。 電力需要は、季節によって、また1日の中でも時間帯によって大きく変動しています。 下図は、年間最大電力を記録した日の電気の使われ方を示したものです。夏の暑い日は冷房用の電力需要のため、電力消費量は夜間の約2倍になっていることがわかります。 最大電力発生日における1日の電気の使われ方の推移 出典:最大電力発生日における1日の電気の使われ方の推移(日原子力文化財団「エネ百科」より) このような電力需要の負荷変動に対応するために、発電所では図のような運転方式をとっています。 電力電力需要に対応した電源構成 出典:電力電力需要に対応した電源構成(

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