人気のバーチャルワールド「Second Life」のコンテンツ制作者たちが,あるプログラムが広がることに抗議して,米国時間11月14日,仮想世界のなかで集会を行った。「CopyBot」という名称の問題のプログラム--ボット--は,仮想の世界に誕生したばかりの経済に大きな打撃を与えかねないと懸念されている。 議論が熱を帯びるようになったのは,Second Lifeを運営するLinden Labが13日,仮想世界の住人たちにCopyBotの存在について注意を喚起する情報をブログに掲載したのがきっかけだった。CopyBotを使えば,誰でもSecond Life内のあらゆるオブジェクトをコピーできてしまう。別のユーザーが自分のアバターに着せるために購入した服や,Dellが14日に,デジタルワールドで販売すると発表した仮想パソコンも例外ではない。 Second Lifeのユーザーは,ゲームを開発した