上顎犬歯(じょうがく けんし、英語: maxillary canine)は、上顎歯列で側切歯の遠心側に隣接する歯のこと。 正中から3番目にあることから「上顎第三歯」、略して「上顎三番」とも言う。 近心側隣接歯:上顎側切歯 遠心側隣接歯:上顎第一小臼歯 対合歯:下顎犬歯と下顎第一小臼歯 ヒトの場合、歯冠が完成するのは6〜7歳時であるが、萌出は11〜12歳と遅い。歯根完成は12〜15歳の頃である[1]。 萌出が周囲の歯よりも遅いため、萌出するスペースが残っていないことがあり、この場合、唇側転移をすることが多い。これを一般に「八重歯(やえば)」と呼ぶ。
![上顎犬歯 - Wikipedia](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/9350dc2ac013773f977b379e28c76f8d24e5d667/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fupload.wikimedia.org%2Fwikipedia%2Fcommons%2F1%2F1f%2FMaxillary_canines01-01-06.png)