松本山雅FCが、Jリーグが今季から導入したホームグロウン(HG)制度の基準を満たすことができませんでした。25日に都内で開かれたJリーグの理事会で、規定の2人を下回った松本(1人)だけ、来季はプロA契約選手の枠が25人から24人に減らされることになりました。 HG制度とは、12~21歳の間に990日(3シーズン相当)以上、自クラブの下部組織やトップチームに所属した選手を最低2人、登録することを義務づけたもの。つまり中学、高校、または高卒後に計3年間プレーする必要があります。 初年度から3年間はJ1クラブが対象で、第1登録ウインドー最終日(今年は3月29日)がカウント日です。若手育成を促し、クラブ哲学を植えつけることが目的で、昨年11月にJ1から先行導入されることが決定。今季から運用が始まりました。J1は21年に3人、22年に4人まで増え、J2とJ3でも22年から1人が適用される予定です。