閑散としている仏パリのルーブル美術館のガラスのピラミッド(2016年8月6日撮影、資料写真)。(c)AFP/ALAIN JOCARD 【8月24日 AFP】フランスのジャンマルク・エロー(Jean-Marc Ayrault)外相は22日、同国を訪れる観光客が今年に入ってから7%減少したと明らかにし、要因として過激派による襲撃事件と悪天候、交通機関のストを挙げた。 観光分野も所管しているエロー氏は、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」による攻撃が観光客離れの要因の一つになっていると述べたほか、リスクに対する認識が特に富裕層やアジアからの観光客に影響を与え、経済困難に直面しているロシアやブラジルの観光客も減少していると指摘した。 エロー氏はまた、第2四半期に雨が降った日が例年より50日多く、洪水で冠水した道路の写真が出回ったことや公共部門のストライキも要因になっていると付け加えた。 地方観