気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 今年の春先、仕事で帰国した折に新宿に立ち寄ると驚く光景を目にした。米国の老舗ドーナツチェーン店、「クリスピー・クリーム・ドーナツ」の日本1号店を見ると長蛇の列が続いていたからだ。昨年冬のオープン以降、その客足は衰えることなく、今年のゴールデンウイーク中には3時間並ぶこともあったとか。 ドーナツ好きの米国人でもこの行列の話を聞いたら、目を丸くするに違いない。個人的にはあの米国的に甘いドーナツが日本人受けするのか疑問だったのだが、日本の友人たちから聞くところではおおむね好評のようである。 創業者の死後、オーナーは二転三転 米クリスピー・クリーム・ドーナツ(以下クリスピー・クリーム)は1937年にヴァーモン・ラドルフ氏によってノースカロライナ州ウィ