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2022年3月12日のブックマーク (2件)

  • ウィーン在住の日本人作家が、モスクワでの個展をボイコットするまで(文:丹羽良徳)

    モスクワ市の多くの郵便局でプーチンの缶バッチが販売されており、ロシア政府は日頃から市民教育に熱心である 撮影:丹羽良徳 ▶︎ 丹羽良徳はこれまで、「共産主義」や「貨幣価値」「物や土地の所有権」などをテーマに、国内外の公共空間や政治的な場に介入し、制作を行ってきた。その作品はロシアをはじめとする国家体制に言及するものも多く、たとえば《モスクワのアパートメントでウラジーミル・レーニンを捜す》(2012)は、モスクワ市内の一般家庭を訪れ、1991年ソビエト連邦共和国が崩壊後も残されている、ソビエトの初代指導者ウラジーミル・レーニンの肖像画、写真、プロパガンダポスター、バッジなどあらゆるグッズを探し集めるものだった。 丹羽は現在ウィーン在住。モスクワで個展を開催予定であったが、2月24日、ロシアウクライナへの軍事侵攻を開始したことで状況は一変した。世界中の、とくに欧州の文化機関が混沌とした状況に

    ウィーン在住の日本人作家が、モスクワでの個展をボイコットするまで(文:丹羽良徳)
    kasuho
    kasuho 2022/03/12
  • クリエイティブコーダー・高尾俊介 × 母・高尾久代 親子対談。“おかんアート”の裏側にあるストーリー

    女性たちが業・母親業をしながら、家庭内で身近な素材を使ってオリジナルの手芸作品を作り続ける。そうしてできた作品を「おかんアート」と呼ぶ動きがあり、「おかんアート」をテーマにした展覧会「Museum of Mom's Art ニッポン国おかんアート村」は4月10日まで東京都渋谷公園通りギャラリーで行われている(レビュー)。 世の「おかん」たちが身のまわりにある素材を用いて作る手芸作品を指して使われることが多いが、一つひとつの作品はまったく違った個性を持ち、その手仕事から溢れ出る並ならぬ熱量には、感服するばかり。実際の制作活動には、きっと一括りにできない物語が隠されているはだ。 今回、「おかんアート」の裏側を探るべく話を聞いたのは、約40年にわたって趣味であるパッチワークキルト制作に打ち込んできた高尾久代。今年、メガギャラリーのハウザー&ワースではキルトをはじめとするテキスタイルをテーマとし

    クリエイティブコーダー・高尾俊介 × 母・高尾久代 親子対談。“おかんアート”の裏側にあるストーリー
    kasuho
    kasuho 2022/03/12