日本にいると、普段「自分は日本人」とか「日本人とは何か?」などと考える人は少ないだろう。片や海外に出ると、事あるごとに「日本人である自分」を意識するシチュエーションは増える。 日本にいて「日本人とは?」「どのような人が日本人なのか?」について考えるのは、外国にルーツのある人が話題になるときかもしれない。例えばこれまで、大坂なおみ選手が活躍した際や、日米ハーフのミス・ユニバース日本代表、ウクライナ出身のミス日本代表が選ばれた際も熱い議論が展開された。 また最近もアカデミー賞を発端に日本人俳優がハリウッド業界に蔓延る人種差別問題を再提起し、「日本人らしさとは?」と考えた人も少なくないだろう。 このニュースを見ながら、アメリカ生活が長い筆者はふと別の角度から考えてみた。「多民族国家アメリカでは……?」 「アメリカ人」とは誰を指すのか? 筆者はアメリカに住んでいて、普段から“I'm America
![ニューヨーカーやハワイアンが自分のことを「アメリカ人」と言わないワケ…米在住20年日本人が気づいたこと(安部 かすみ) @moneygendai](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/eb09acc4dc46c8291c9d1b0552d5b158c8685d94/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fgendai-m.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F5%2Fb%2F1200m%2Fimg_5b1ce8305591bfedae1e3b9a9a69e94959428.jpg)