なぜアメリカでは「寿司テロ」が起きない?日本の飲食店との「決定的な違い」 「子どものようないたずら」の代償が… 日本で飲食テロ(寿司テロ)が社会問題になっている。今年に入りそれらの模倣犯による迷惑動画(過去動画含む)が次々に出てはSNSで炎上し、ついに逮捕者まで出た。 愛知県警は今月8日、くら寿司で醤油さしを直接口に入れ動画を投稿したとして、3人を威力業務妨害容疑で逮捕した。悪ふざけの度を越したこれらの「犯罪」行為は、アメリカの主要各紙でも「不衛生ないたずらが蔓延し逮捕者まで出た」「寿司テロリズムは日本の象徴的な飲食形態である回転寿司業界をほぼ機能不全に陥れた」などと報じられている。 アメリカに回転寿司店はある? アメリカに回転寿司店は、それほど多くないが郊外に行けばごく稀にある。くら寿司のウェブサイトによると、全米に45店舗展開しているという。筆者が住むニューヨーク・トライステートエリア