インドの経済力が高まり、インドのブランド・イメージが上昇するにつれ、日本企業だけでなく多くの外国人がインドに注目するようになってきました。生活費の安さやその歴史や文化も外国人を絶えずインドに惹きつける魅力。しかし、外国人、とくに日本人の中にはインドに行くことを躊躇する人が多く、その理由はいくつかあると思います。 8月15日、68回目の独立記念日に、ナレンドラ・モディ首相は演説を行い、インドが先進国に追いつくために解決すべき問題について触れました。ニューデリーのレッドフォートでモディ首相は自ら国旗を掲揚し、異例にも防弾シールドなしで65分にわたるヒンディー語で国民に向かって語りかけたのでした。 モディ首相が描く国家の発展構想は、経済、外交、ガバナンスなど多岐にわたるが、その中の3つ目こそが、先に述べた「日本人がインドを敬遠する原因」となっています。今回はそれらを取り上げてみます。 インド人の