NTTデータは8月8日に,コンタクト・センター向けソリューション「i-lligra(アイ-リグラ)」を発売する。オペレータ用のアプリケーションやIP電話のほか,音声認識,音声合成などのシステムを併せて提供する。 オペレータの使い勝手を重視し,Webブラウザを使って顧客からの問い合わせを入力・参照するシステムに,Ajax(Asynchronous JavaScript+XML)やテキスト・マイニングの技術を取り入れた。Webページを再読み込みせずに一覧表示と詳細表示を切り替えたり,入力候補語を表示させて予測入力することが可能だ。入力内容に関連するFAQを表示させることもできる。 同ソリューションでは,コンタクト・センターでよく使われる機能を部品化して用意。構築コストを抑え,個別カスタマイズに対応しやすくしたという。価格は100端末の規模の最小構成で1000万円から。インテグレーション費用は別