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1967(昭和42)年、道路の混雑で輸送効率が落ち、赤字がかさんでいた大阪市電の撤去計画が本格的に進められていた。 同年2月14日の毎日新聞大阪本社版の紙面で、余った路面電車の売り込みを紹介する記事が掲載された。路面電車は一般的な電車と設計が違うので転用ができず、他都市の路面電車用に引き取ってもらうという。売却先が見つからないとスクラップになるらしい。 これまでの最大のお客さんは神戸市で35台を購入。次いで熊本市の30台。鹿児島市は20台。広島電鉄が18台。南海電鉄上町線が10台。長崎電気軌道は6台などとなっている。評判は上々で、大阪市交通局はセールス担当の局員を購入先の各市に出張させて、アフターサービスと販路開拓に当たらせ、さらに他都市への販売を積極化させたという。
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