京阪ホールディングス(HD)の加藤好文(よしふみ)会長が16日、産経新聞の単独インタビューに応じ、2030年前後に人工島・夢洲(大阪市此花区)での開業を予定するカジノを含む統合型リゾート施設(IR)の整備計画が認定されたことを受け、夢洲方面への中之島線延伸を今年度内にも最終決定する方針を明らかにした。7月には、会長直轄の「検討委員会」を立ち上げる。夢洲への鉄道路線をめぐっては、他の鉄道事業者も延伸や新車両開発を検討しており、京阪HDの動きは各社を活発化させそうだ。 京阪HDは現在中之島駅が終点の中之島線をめぐり、IRの大阪誘致が決定すれば、九条まで同線を延伸する計画を本格的に検討する考えを示していた。 九条は、夢洲への延伸が計画される大阪メトロ中央線が通る。政府は4月14日に、大阪府・市が申請していたIRの整備計画を認定しており、京阪HDの対応が注目されていた。 7月に立ち上げる検討委員会
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