実際の認知機能検査で使われる16種類のイラスト。ほかに3パターンあるため、受検日によっては異なる可能性がある 75歳以上の全運転者に義務づけられる6月からの認知機能検査について、警察庁は26日、検査の具体的な実施方法などを定めた道路交通法施行規則の改正案をまとめた。検査の内容や採点方式は同庁ホームページで公表し、5月の施行を目指す。 対象は今年12月1日以降に運転免許の更新期間満了日(誕生日の1カ月後)を迎える75歳以上のお年寄り。検査はその6カ月前から受けられる。指定自動車教習所に予約し、検査は30分間ですぐに結果が出る。手数料650円。 検査はまず、受検日について「何年」「何月何日」「何曜日」「何時何分」を書いてもらう。腕時計などは見られない。時刻は検査開始から何分たったかを推測して答える。 続いてライオンやオートバイ、ブドウなど16種類のイラストを見て記憶してもらい、順番に書