昨年末に古い雑誌を調べていて、これはスゴイと思ったもの。 虫プロ「COM」1967年8月号、「この人の一週間 川崎のぼる」という記事です。 同じ号の「COM」でベストテンが発表されてますが、「COM」によるアンケート(その対象は編集者・マンガ家・アニメーター・読者、計305名)でトップになったマンガが『巨人の星』でありますので、まさに川崎のぼるこそ、この年ナンバーワンの人気マンガ家でした。 ちなみに二位以下は、ハリスの旋風(ちばてつや)、おそ松くん(赤塚不二夫)、カムイ伝(白土三平)、墓場の鬼太郎(水木しげる)、鉄腕アトム(手塚治虫)、アニマル1(川崎のぼる)、みそっかす(ちばてつや)、天才バカボン(赤塚不二夫)、と続きます。 このとき、川崎のぼるは26歳。すでに結婚されてて子供がふたり。連載中のマンガは、週刊誌が『巨人の星』(少年マガジン)と『アニマル1』(少年サンデー)。月刊誌が『スカ