JR西日本が六甲道−灘間(神戸市灘区、2・3キロ)に新駅を設置する方針を固めたことが6日、分かった。駅名は「まや駅」を検討しており、平成28年春の開業を目指す。 新駅予定地の南200メートルには阪神電鉄の西灘駅、北500メートルには阪急電鉄の王子公園駅があり、阪神間でしのぎを削る3社の競争がさらに厳しさを増しそう。 建設は同市灘区灘南通にあるJR西の信号場を予定。地元自治体の要望に基づく設置ではないため、40億円の建設費はJR西が全額負担する。 JR西は、阪神間では20年3月に須磨海浜公園駅(同市須磨区)、19年3月に、さくら夙川(兵庫県西宮市)を開業。今回の新駅について「多くの利用者が見込めるため経営決定した」としている。