クリックして拡大するシンガポールで中国系移民がインド系の隣人宅から漂うカレーの匂いに苦情を言ったことに対し、大勢のシンガポール人がカレーを食べて抗議した(ロイター) 多民族国家シンガポールで21日、中国系移民がインド系の隣人宅から漂うカレーの匂いに苦情を言ったことに対し、大勢のシンガポール人がカレーを食べて抗議した。 この隣人同士のトラブルは、地元当局が仲裁する事態に発展。この件についてのフェイスブックページが作成され、地元紙で報じられると、5万7600人以上がフォロー。その多くがインド系家族に連帯を示すため、21日にカレーを作って食べるというイベントに参加した。 フェイスブックのページ作成を手伝った男性(37)は「シンガポールに住んでいるなら、お互いの文化を理解すべきだ」と語り、友人や家族ら十数人でカレーを持ち寄り、皆で夕食を囲んだという。 同じくこのイベントを企画した1人である40代の