JR日根野駅(大阪府泉佐野市)で18日朝、車掌が寝坊して遅刻したうえ、点呼担当者が車掌の不在に気づかないという二重のミスがあり、JR阪和線の普通電車1本が運休し、約200人に影響が出た。 JR西日本では9日にも、京都駅で車掌が遅刻したうえ、交代車掌に乗務する列車を指示し忘れる二重のミスがあり、奈良線の2本が運休している。 JR西日本によると、男性車掌(22)は、日根野駅に隣接する宿泊施設で18日未明から仮眠を取ったが、寝坊。空気が入って膨らむ起床装置もセットしていたが、「膨らむ途中で止めてしまった」と話しているという。車掌の点呼をする男性当直(50)も、他の業務に気をとられて車掌がいないことをチェックしておらず、ミスが重なった。 影響で、午前6時35分日根野発の回送電車と、折り返しの和泉砂川発天王寺行きの普通電車が運休した。 関連リンク交通情報交通・地震・災害情報は携帯でも。「朝日ラ