子どもに人気のアニメ「きかんしゃトーマス」の主人公を模した蒸気機関車(SL)「トーマス号」の運行が22日、大井川鉄道(静岡県島田市)で始まった。始発の新金谷駅(同市)のホームに煙を上げながら現れると、子どもたちは「大きい」「かっこいい」と歓声を上げた。 トーマス号は新金谷-千頭(同県川根本町)の37.2キロを約1時間15分かけて走り、週末を中心に1日1往復する。6年目の今年は、利用者の要望を受け、10月までだった運行期間を12月1日まで延ばした。 出発式では鉄道局長の「トップハム・ハット卿」が登場し、テープカットを乗客らが見守った。 毎年、ファンの親子連れら約10万人が乗車。予約の受け付け状況は大井川鉄道のホームページから確認できる。