新型コロナウイルスの感染防止と熱中症対策を両立させようと、愛知県豊田市の小学校では、児童たちが傘をさして登下校することで、人との距離を保ちながら、熱中症対策にもつなげるユニークな取り組みが行われています。 子どもたちが登下校中に傘を差すことで、感染防止に有効な他人との距離が自然に確保できるうえ、暑さから身を守る熱中症対策にもつながる一石二鳥のアイデアです。 9日も豊田市は、最高気温が30度を超える厳しい暑さとなりましたが、子どもたちは、先生から、傘を振り回さないことや交通事故に気をつけることなどの注意を受けたあと、傘をさして下校しました。 この学校では、傘をさせばマスクを外してもよいと指導していて、先生たちは、下校する子どもたちにマスクを外すよう呼びかけていました。 野田靖校長は、「学校を再開するにあたって熱中症対策について職員で話し合うなか出てきたアイデアです」と話していました。 保護者