Excelには[IF関数]に代表される条件分岐の関数が、使用用途ごとにたくさん用意されています。個別の関数の使い方は分かっても、どのようなケースでどの関数を使うか選択する時に悩むことがあるかもしれません。今回はそのような関数を特徴ごとにわけ、どんなケースで使い分けていくかを紹介します。 [IF関数]は条件分岐の中でも最も基本の関数です。[条件式]の結果によって、その条件が成立していれば1つ目の選択肢、成立していなければ2つ目の選択肢に分岐させるという関数です。書式は次の通りです。 =IF(条件式,選択肢1,選択肢2) もしもセルA2の数値が「500円」以上の場合、「定価以上」、そうではない場合、「○割引」と表示する場合は次の計算式です。 =IF(A2>=500,"定価以上",TEXT((500-A2)/500*10,"0割引")) IF関数は二つの分岐にしか使えませんが、関数の中にIF関数
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