はてブがほしい。 心の底からはてブが欲しいんです。 最近ではPVや承認欲求のためにはてブを欲しがる輩がいるとか言いますが私は違います。 もうそれこそ何十年も前からはてブだけを欲して生きてきました。 私が初めて発した言葉は「はてブ」だったと母は言います。 立つのさえままならない私はその日、父親の書斎の机につかまり立ちをしながら、 そこに置かれていたMacintoshの画面をまっすぐに指差しながら「はぁてぶぅ」と言ったそうです。 それから2週間後、こんどは当時飼っていた柴犬のムクを指さしながら「ほってんとりぃ」。 お分かりでしょうか。私はこんな小さな頃から、まだはてなさえ出来ていない昔からはてブを追い求めてきたのです。 そんな私ですから、はてブは何もしなくても貰えるものと思っていました。 日常の些細な行動、例えばラーメンの汁を最後の一滴まできちんと飲み干すだとか、臭くなってきた靴下はきちんと洗