佐賀県教委は、新年度採用予定の文化財保護主事と学芸員を募集する。定年退職による人員減や新幹線長崎ルートなど大型事業に伴う調査機会増などに対応するためで、文化財保護主事が17年ぶり、学芸員は16年ぶりの募集。 採用予定数はそれぞれ1人。受験資格は採用時点(4月1日)で22~35歳、大学か大学院で文化財や考古学、美術史などの専門課程を修了または修了見込みで、文化財保護主事が文化財の発掘調査や保護、学芸員は陶磁器に関する専門知識や技術を持つことが条件。 勤務先は文化財保護主事が主に県社会教育・文化財課、学芸員が九州陶磁文化館(有田町)やその他の県立の博物館施設で、初任給は17万2200円(大卒)。 試験は1次試験(2月28日)が筆記試験と論文、2次試験(3月14日)が面接、適性検査と遺物実測図審査(文化財保護主事のみ)。合格発表は郵送で3月19日ごろ行う。 受け付けは18日から2月17日まで。問