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2007年6月24日のブックマーク (4件)

  • 「お金であること」を保証するもの(後編) - マーケットの馬車馬

    さて、前回貨幣というものは皆が「他のみんなはこの貨幣を受け取るだろう」と信じてさえいればいいのであって、必ずしも金や国債といった具体的な裏付けを必要とするものではない、と書いた。貨幣発行に際して同額の国債等を保有すべし、という旧日銀法の発行保証制度が撤廃されたのはこの辺りが理由のようだ。 では、魚のホネでも貨幣になるのだから、中央銀行の負債として扱うなんて面倒くさいことする必要ないじゃん、とつい考えてしまうのだが、それでは現状ほとんど全ての中央銀行が貨幣を負債としている理由が説明しづらい。もちろん、兌換貨幣や金位制時代の名残と言い切ってしまっても構わないのだが、惰性の一言で説明してしまうのは無理がありすぎる。というわけで、以下、貨幣が中央銀行の負債である理由を説明し、その上で現代の「貨幣の裏付け」とはなんなのかを考えて見たい。(5月20日:文末に追記) 貨幣が負債である理由 改めて前回の

    「お金であること」を保証するもの(後編) - マーケットの馬車馬
  • seigniorage- Free definitions by Babylon

  • 通貨発行益(シニョリッジ)をめぐる勘違い : 本石町日記

    しばらく前、ある書評を頼まれた。かなり興味深い内容だったが、「一万円の原価は約20円。従って通貨発行益は原価を差し引いた9980円である」との部分があった。多分、勘違いだとは思うが、一万円の発行益が9980円と思っている人は意外に多い。私もその一人であったからだ。先日もある著名なエコノミストと通貨発行益の話をしていたら、「エーッ!、9980円じゃないの?、てっきりそうだと思っていた」と驚いていた。 日銀のバランスシート(B/S)を大雑把にみると、負債側に銀行券、資産側に国債がある。日銀は銀行券の見合いで国債を保有しており、国債買いきりオペが銀行券見合いと位置付けられているのもそのため。銀行券は金利コストのない負債であり、見合った国債の利子収入が通貨発行益となる。一万円だと一万円相当の国債がある格好で、この国債が10年物だとした場合、長期金利1.2%で、単純計算すると年120円が発行益と

  • あれね、ピラミッド - finalventの日記

    クフの中に入ったことがある。いや、なかなか。今では入れないとも聞くけどどうなんでしょ。ちなみに間近でみるとすごい。テトラパックには見えない。 ⇒国家鮟鱇 - ピラミッドは公共事業だった? これは現代人の感覚からはわからないと思う。現代人は、「王」とか「死後」とかそういうものを一応失っているか、幻想を転換しているから。 ある意味あれよりでかい大仙陵古墳もだが。 私はあれは、なんかすっとばして言えば、「シニョリッジ」だと思う。いや、すごいすっとばしかただな、我ながらほれぼれするな。で、補足なし、なしだよ、奥さん。 いやちょっとほのめかし。交易のないところにああいうものはないと思う。

    あれね、ピラミッド - finalventの日記