今年の出来事の中で忘れることができないのが、総裁選である。 私は今まで総裁選での若手擁立には関わってこなかった。若手で「擁立祭り」をやっているようにしか見えなかったし、「頑張ったんだけど結局立候補できませんでした」というのでは意味がないと考えていたからだ。 しかし今回は状況が違う。総選挙の大敗直後に山本一太議員と腹を割って話し合って、今回は河野太郎でいこうということにした。彼の爆発力のある行動力で抜本的な党改革と世代交代を一気に進めない限り健全な野党としてやっていくことはできない。そう判断した。 つまり今回の総裁選は私にとって、真剣に「勝ちに行く」選挙であったのだ。 もちろん河野太郎議員本人ともしっかりと話し合い、当面は党改革と参院選勝利に専念する総裁となること、政策の軸として「健全な保守」という概念を入れることを確認して擁立することを決めた。 総裁選挙に出馬するためには「20名