今年の出来事の中で忘れることができないのが、総裁選である。 私は今まで総裁選での若手擁立には関わってこなかった。若手で「擁立祭り」をやっているようにしか見えなかったし、「頑張ったんだけど結局立候補できませんでした」というのでは意味がないと考えていたからだ。 しかし今回は状況が違う。総選挙の大敗直後に山本一太議員と腹を割って話し合って、今回は河野太郎でいこうということにした。彼の爆発力のある行動力で抜本的な党改革と世代交代を一気に進めない限り健全な野党としてやっていくことはできない。そう判断した。 つまり今回の総裁選は私にとって、真剣に「勝ちに行く」選挙であったのだ。 もちろん河野太郎議員本人ともしっかりと話し合い、当面は党改革と参院選勝利に専念する総裁となること、政策の軸として「健全な保守」という概念を入れることを確認して擁立することを決めた。 総裁選挙に出馬するためには「20名
いよいよ今年も終わりが近づいてきた。年の瀬に今年取り組んだテーマについていくつかまとめておきたい。まずはクレジットカードを利用したカード献金を可能とした経緯についてまとめておく。 日本ではクレジットカードを使った政治献金や寄付といったことはできない状態であった。根本にあった障壁は銀行法の規制。銀行法では「送金、資金移動は銀行しかできない」となっており、この規制により日本のクレジットカードビジネスは世界から見て異質な形になってしまっていた。 世界のカード会社は「料金回収代行業」の形態をとっている。「店」の依頼を受け「カード会社」が「客」から料金を回収する考え方だ。しかしこの形では「客」から料金回収したタイミングと店がお金を受け取るタイミングにラグが生じ、「カード会社」がお金を預かって「送金」することになるので、日本の銀行法に抵触しまう。 そこで日本では、まず店がカード会社に「債権譲渡」
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