【ソウル聯合ニュース】韓国移動通信大手SKテレコムによるハイニックス半導体の買収作業が予定通り完了する見通しだ。韓国の公正取引委員会は27日、SKテレコムがハイニックス半導体の株式20.1%を取得することを承認した。 SKテレコムは移動通信市場でシェア1位、ハイニックス半導体はDRAM(記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリー)半導体市場でシェア2位を占めているが、生産技術、流通ルートなどが異なり、市場競争を制限しないと結論付けた。 SKテレコムは先月28日からハイニックスに対する精密実査に入っており、債権団と協議して買収時期を調整する。来年2月ごろに買収が完了すると予想される。 SKグループの崔泰源(チェ・テウォン)会長は先月22日にハイニックスの事業所を訪れ、「ハイニックスをSKの新しい成長軸に発展させる」と話していた。 【関連記事】 SKテレコム、GSM方式3Dゲー