印刷 関連トピックスエルピーダメモリ 半導体メモリーのDRAM製造で世界3位のエルピーダメモリが、同5位の台湾・南亜科技(ナンヤテクノロジー)との資本・業務提携を検討していることが22日わかった。DRAM市況の悪化で各社とも業績が厳しく、提携で生き残りを目指す動きが出てきた。 南亜は、台湾の製造業大手の台湾プラスチックグループの子会社で、台湾のDRAM最大手。エルピーダはすでに台湾に製造子会社を持ち、台湾のDRAMメーカー3社と提携関係にあるが、これを南亜にも広げる検討を進める。 ただ南亜は現在、世界4位の米マイクロンと技術提携しており、エルピーダ首脳は同日朝、「南亜がマイクロンとの提携を解消しなければ(提携は)あり得ない」と話した。エルピーダ、南亜ともに直近の2011年7〜9月期決算の純損益が赤字で、提携が打開策になるかも不透明だ。 朝日新聞デジタルでは、以下のような関連記事も読め