どこまでの画質をこのクラスのレンズに求めるか、人それぞれの基準があると思うが、ボク個人としては期待以上の写りで、レンズメーカー製の高倍率ズームよりも周辺画質も良いように思う。おそらく光学式手ブレ補正のために広めのイメージサークルを確保する必要があり、そのため、周辺光量や周辺画質の低下が少ないのかもしれない。ただし、手ブレ補正でイメージサークルぎりぎりの部分まで使っている場合も十分あり得るわけで、そうした場合はやはりそれなりに周辺画質が低下することがある。光量が十分にあり、手ブレ補正のサポートが必要ないシーンでは、VR(手ブレ補正)をOFFにしたほうが周辺画質は安定すると思う。ただ、それほどうるさいことを言わなければ、常時VR ONでも構わない。このあたりは、どれだけ画質にこだわるかで使い分ければいい話だ。 ちなみに、絞り開放での画質は、やはりそれなりに周辺部に甘さが残るので、できればワイド
タムロン「AF18-200mm F3.5-6.3 XR Di II」に続いて、シグマからもデジイチ(デジタル一眼レフ)専用18-200mmズーム「18-200mm F3.5-6.3 DC」のキヤノンマウントが発売された。 焦点距離や明るさ、最短撮影距離など主要なスペックも価格もほぼ同じ。違いは、ズームやフォーカスリングの回転方向くらい。タムロンはニコン系、シグマはキヤノン系と同じなので、純正レンズと操作性を一致させたい人はこうした部分にこだわるかもしれない。また、実用上の問題はないと思われるが、タムロンのマウントはプラスチック素材なのに対し、シグマのマウントはしっかり金属素材が使われている。 とはいえ、やはり最大の関心事は「写り」だろう。そこで、シグマとタムロンの18-200mmズームに、昨年発売されたシグマの「18-125mm F3.5-5.6 DC」も加えて、同一の被写体を撮り比べてみ
軽量コンパクトな高倍率ズームレンズとして人気の高いタムロンのAF 18-200mm F3.5-6.3 XR Di II LD Aspherical (IF) Macro (A14)。その上位機種であるAF 18-250mm F3.5-6.3 Di II LD Aspherical (IF) Macro (A18)の企画・開発担当者に、開発の背景について話を聞いてみた。 過去を遡れば、やはり大ヒット作となったAF 28-300mm F3.5-6.3 XR(A06)から続く一連の系譜を引き継ぐ製品と見られる製品だが、実はそこには大きな進歩・進化の跡があった。 参加していただいたのは桜庭省吾氏(執行役員 光学開発本部 本部長)、渡辺祐子氏(光学開発本部 光学開発一部 部長)、佐藤浩司氏(映像事業本部 商品企画室 室長)、板垣昌次(映像事業本部 設計技術部 部長)、戸谷聰氏(映像事業本部 設計技術
【伊達淳一のレンズが欲しいっ!】タムロン AF 18-250mm F3.5-6.3 Di II LD Aspherical (IF) Macro 高倍率ズームは、広角から望遠、マクロまでカバーできる利便性の高いレンズだ。ちょっとした旅行やスナップ撮影なら高倍率ズーム1本で事足りてしまう。レンズ交換ができるという一眼レフの魅力を自らスポイルしてしまうような行為かもしれないが、デジイチ(デジタル一眼レフ)は、レンズ交換時にミラーボックスに混入したゴミが撮像素子に付着してしまう危険があるので、屋外でのレンズ交換はできるだけ少ないほうがイイ。高倍率ズームを使えば、レンズ交換の頻度が減らせるので、ゴミが付着する心配も少なくなるわけだ。 さて、撮像素子がAPS-Cサイズのデジイチ向けの高倍率ズームとしては18~200mmズームが一般的だが、ズーム倍率13.9倍と世界最大のズーム倍率を誇るのがタムロンの
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