昨年、とても大事な友人が亡くなった。悲しみが癒え始めたつい先日、私のFacebookには彼の誕生日を知らせるメッセージが表示された。そういえば、去年はこのメッセージを見て、彼にメールをしたのだった。Facebookでは亡くなったユーザーのアカウントは「追悼アカウント」に切り替えることができる。彼の場合は、未だにその手続きがされていないが、各種ソーシャルメディアでは亡くなった場合のアカウントの取り扱いが決められていることが多い。FacebookやTwitterのようなソーシャルメディアが普及して5~6年が経つが、利用する時間が長くなるにつれ、「今をシェアする」ことが積み重なって、過去の思い出、記録も保持する“ストレージ”としての役割が大きくなる。それは亡くなった方の思い出も同様に蓄積されるということだ。今回は、亡くなった人のアカウントについて、Facebook、Twitter、LinkedI