社員の大量解雇やドナルド・トランプ前米大統領のアカウント復活など、イーロン・マスクがツイッター社で見せる強引な手法には批判の声も多い。マスクの伝記の著者で、彼とその人生をよく知るアシュリー・バンスは、この状況をどうみているのか。スペイン紙「エル・パイス」が話を聞いた。 「どんな結果になろうと、イーロンはそれを許容できる」 イーロン・マスクはつねに、自分の関心事に異常なほど入れ込んできた。若い頃から、インターネット(ペイパルやオンライン銀行のX.comを創設)やロケット(スペースXを創設)、電気自動車(テスラを創設)に強い関心を抱いてきた。 彼のソーシャルメディアやツイッターへの関心は、はたから見ると降って沸いたように見えるかもしれない。しかし、マスク自身が広告主に向けて述べたように、彼は長い時間をかけてそれらについて検討したうえで、ツイッターは単なるソーシャルメディアではなく、人類の未来に
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