解離について、海外のサイトを巡ってると気質によって解離になり易いのではないかという説があって面白かった。その人は性格型をもとに書いていたけど、あるトラウマに対処するのに心理機能的に脳内に逃げ場を作るタイプは解離になり易いのではないかと。心理機能的に反射的なタイプの人は無意識に投影で対処するけど、前者の場合は投影を意識してしまうのでそれが対処にならないのではないかとも。トラウマがそういう性格を作るという分析をする人もいる中で、この見方はなかなか面白いと思う。 大事なのは解離であれ投影であれ抑圧であれ統合失調であれ、生育過程における自己防衛の結果ということだろう。 他の言説では、その人は構造的解離という理論を使ってるけど、『人格の解離は成長過程における自己同一性の確立の失敗だから、すでに分離してしまっている人にとって統合された人格というのは幻想にすぎない』というものがあった。元々バラバラだった