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ブックマーク / xtech.nikkei.com (91)

  • 仕事を成功させる思考術(1)「あなたを窮地に追い込む」10のダメ仕事

    筆者は、ある企業に勤務している、IT企画の仕事を行う管理職である。これまで25年に渡ってさまざまな仕事上司、同僚、部下と一緒に行ってきたが、その中でいろいろな人の指導を受けて成長することができた。そして、他の社員の成長もサポートできたと思っている。 筆者は、ある仕事をきっかけに「業務上体系化されていないスキル(=ソフトスキル)が仕事の成否に大きな影響を与える」という仮説を持つことになった。それは、筆者に強い学習動機をもたらした。当時もIT(インフォメーションテクノロジー=情報技術)を使った仕事をしていたが、そんな技術中心の仕事であってもテクニカルスキルを代表とした「ハードスキル」でなく「ソフトスキル」が仕事の成功に大きく影響する、という考えを持つに至ったのだ。 ソフトスキルとは、いわゆる「仕事のやり方」を構成する技能セットである。たとえば、対人能力、思考力、社内調整力といったもので、これ

    仕事を成功させる思考術(1)「あなたを窮地に追い込む」10のダメ仕事
  • 多岐にわたる業務ルールを管理

    BRMSソフトは、業務を進める際に守るべき規定や約束ごとを「もし…ならば~せよ」という形で表したビジネスルールを扱う製品だ。ルールを作成・保守したり、業務アプリケーションがルールに基づいて適切に処理を実行できるようにしたりする(図1)。

    多岐にわたる業務ルールを管理
  • ジャストシステム、「流出情報と認識して利用した事実はない」と表明

    ジャストシステムは2014年7月10日、ベネッセコーポレーションから漏えいした個人情報を名簿業者から購入してダイレクトメール(DM)を送付していたとされる疑惑について、「当社がベネッセコーポレーションから流出した情報と認識したうえでこれを利用したという事実は一切ございません」と表明した。 ジャストシステムは、DMなどに利用する個人情報について、「事業活動の中でご登録をいただいたお客様にダイレクトメールをお送りする場合や、外部の事業者に依頼して発送する場合等、いずれの場合においても、適切な手順や方法をとっております」とした。 同社のプライバシーポリシーでは、名簿業者など第三者から個人情報を取得する場合もあるとして、その場合の利用目的を次のように定めている(以下、抜粋)。 ●電話帳や市販の名簿、その他公開情報 (有価証券報告書、官報、Webサイト等) から取得した情報 ・弊社及び弊社の提携事業

    ジャストシステム、「流出情報と認識して利用した事実はない」と表明
  • 行政情報処理用漢字コードの現状

    官庁や自治体における、いわゆる行政情報システムでは、一風変わった漢字コードが用いられている。人名や地名に必要な漢字を、それぞれの省庁が思い思いの形で、情報システムに搭載してきたためだ。 特集では、これら行政情報処理用漢字コードのうち、現在かなり大きなシェアを持つ「住民基台帳ネットワーク統一文字」「戸籍統一文字」「入国管理局正字」という3つの漢字コードの現状をお伝えする。 併せて、これらを理解するためのベースとなる「JIS X 0213」と「JIS X 0212」を第1回で解説するとともに、3つの漢字コードを一体に統合すべく構築されつつある「文字情報基盤」を最終回で扱う。 目次

    行政情報処理用漢字コードの現状
  • バチカンとNTTデータ、想像を絶する交渉の舞台裏

    2014年3月20日、バチカン市国の公式プレスルーム「サラ・スタンパ」で記者会見が開かれ、同国がある契約に調印したことが発表された(写真1)。契約書の署名者は、ジャン=ルイ・ブルーゲス バチカンローマカトリック教会記録・図書担当大司教とNTTデータの岩敏男代表取締役社長だ(写真2)。会見には、バチカン図書館のチェーザレ・パッシーニ館長、NTTデータの岩井利夫常務執行役員公共システム事業部長などが列席した。 右から、チェーザレ・パッシーニバチカン図書館長、フェデリコ・ロンバルディバチカン市国公式プレスルーム担当、ジャン=ルイ・ブルーゲスバチカンローマカトリック教会記録・図書担当大司教、NTTデータの岩敏男代表取締役社長、NTT DATA EMEAのパトリツィオ・マペリCEO(最高経営責任者)、NTTデータの岩井利夫常務執行役員公共システム事業部長。

    バチカンとNTTデータ、想像を絶する交渉の舞台裏
  • 万が一に備える「IT身辺整理」のススメ

    40歳代近くになってくると、人生の中でさまざまな災難に遭いやすくなる。不慮の事故や突然の病気、仕事や家族のトラブルなどのリスクが高くなっていく時期だ。もちろん若くてもリスクはある。地震などの自然災害はいつ来るか分からない。 万が一に備えて、ゴールデンウイークのように長期の休みを取れるときに、身辺整理をしておくのもいいだろう。自分でなくとも誰かの緊急事態で、しばらくつきっきりで離れられない場合もある。 特にパソコン・ネットサービス周りの「IT身辺整理」について、有用なツールや確実にデータを記録・保存(あるいは抹消する)ためのノウハウを紹介したい。 IT関連に限らず、財産や私物は普段から整理をしてシンプルにしておくに越したことはない。整理していないと、家族が必要な情報を取り出せない。何らかの切迫した状況では、自分でも短時間で必要なもの持ち出したりもできない。日ごろの整理は重要だ。 ITに限らず

    万が一に備える「IT身辺整理」のススメ
  • 芦屋広太のビジネス文章クリニック

    仕事には文章力が必要と言われても、いったい何をどうすればいいのか悩んでいるビジネスパーソンは多いはず。この特集では、コンサルタントの芦屋広太氏が、ドクターに扮して様々な症状の患者を診察し、“持病”を治療します。すぐに読める、すぐに使えるがコンセプトの処方箋付き。

    芦屋広太のビジネス文章クリニック
  • [2015年問題1]現行SIモデルは限界点に、業界に迫る最悪のシナリオ

    多重下請けや法令無視といった慣行が染み付いた日IT業界。 ここに「2015年問題」というIT技術者不足とその後の人余りが襲い掛かる。 この問題を、むしろ絶好の機会としてとらえ、悪弊の連鎖を断ち切る覚悟がユーザー企業にもIT企業にも求められている。 「北海道から九州まで、受託案件が増えているのは間違いない」。中小IT企業とIT受託案件のマッチングを図る日情報技術取引所(JIET)の役員はこう語る。 IT業界、特に企業向け情報システムのシステムインテグレーション(SI)を手掛けるIT受託の業界が今、好況に沸いている。リーマンショックや東日大震災で凍結していたプロジェクトが再始動し、幅広い業界でIT投資が増えているのだ。「PHPJavaプログラマーへの引き合いが強い。Day2(2008年までに2500億円を投じた、三菱東京UFJ銀行の勘定系システム統合プロジェクト)の頃よりIT技術者の

    [2015年問題1]現行SIモデルは限界点に、業界に迫る最悪のシナリオ
  • 個人情報保護法の見直し方針固まる

    政府のIT総合戦略部が開催する「パーソナルデータに関する検討会」が2013年12月10日、5回の審議を経て終了した。検討会で固まったデータ利活用ルールの見直し方針案は、12月中に政府方針として決定した上で、2015年1月には新ルールに基づく個人情報保護法の改正案を国会に提出する計画だ。

    個人情報保護法の見直し方針固まる
  • 大規模障害から1年余り、あの企業が「その後」を語った

    「この度は取材をお受けしましたが、どう対応したらよいか。今でも迷いがあります」。担当者は取材の冒頭で、心境をこう吐露した。 記者は取材のためレンタルサーバー事業を手掛けるファーストサーバ(社:大阪市)を訪れた。1年半ほど前に、顧客企業が利用していたサーバー約5700台のデータをほぼ消失させる大規模障害を起こした事業者だ。 今回の取材は、過去に失敗を経験した複数の企業や公的団体に申し込んだ。目的は、「IT運用の失敗から技術者がどう学び、再発防止に取り組むべきか」をまとめる企画記事を執筆するためだ。 中でもファーストサーバは、運用のプロであるべきITベンダーが、一部とはいえ現場担当者のずさんな運用作業を見逃していた実態が明るみになり、個人としても大きな衝撃を受けた。失敗を経てどう体制を立て直したのか、大いに興味があった。 「非技術者」にも分かる再発防止策を:ファーストサーバ 簡単に、ファース

    大規模障害から1年余り、あの企業が「その後」を語った
  • 悪文と良文から学ぶロジカル・ライティング 目次

    ITエンジニアにとって文書作成技術は欠かせません。日常のメールのやりとりにはじまり、要件定義書、機能仕様書、企画の提案書など、上司やチーム、顧客などに対して、文章でコミュニケーションをとる機会がとても多いからです。 連載では、論理的にわかりやすい文章を書く「ロジカル・ライティング」のノウハウを伝授します。ITエンジニアが日常的に用いるであろう文章を例に使い、どこが悪くてどう直せばいいのかといったポイントをわかりやすく解説します。実践すれば、誰でもすぐにわかりやすい文書が書けるようになるはずです。 連載目次 ●オリエンテーション ・ITエンジニアにとって「書く技術」とは? ●文書の全体構成を組み立てられるようにする ・内容を大きく分けて項目を立てる ・適切な順番で項目を並べる ・話の階層をそろえる ●文章表現の基ルールをマスターする ・主語と述語を対応させる ・修飾語と被修飾語をはっきり

    悪文と良文から学ぶロジカル・ライティング 目次
  • 「できない人」にいくら教えても「できる人」にならないのか

    「こういう言い方をしたらいけないのかもしれないが、結局は生まれつきですよ。できる人に機会を与えれば、自分でできるようになる。できない人にいくら懇切丁寧に教えても、できる人にはならないね」 この身も蓋もない発言を聞いたのは、筆者が駈け出しの頃だったから、もう20年以上も前だ。情報システムの開発を成功させるにはどうすればよいか、色々な方を取材していたとき、「開発で一度も失敗したことがない人がいる」と紹介され、その人に会ったところ、こう言われてしまった。 そもそも、失敗しないその人との話はあまり弾まなかった。「なぜ失敗しないのですか」と聞くと相手は「うーん。失敗したことがないからなあ」と首をひねった。「あなたのように失敗しない部下をどう育てますか」と問うと、冒頭の答えが返ってきた。 当時のことを思い起こしてみると、筆者の取材能力に問題があり、相手から話をうまく聞き出せなかった。その人が不親切であ

    「できない人」にいくら教えても「できる人」にならないのか
  • 応用情報技術者試験の傾向と対策

    ■ 秋期試験の変更点 平成25年秋期試験では、応用情報技術者の出題数が変更されます。最初にそれを確認しておきましょう。午後試験が11問中6問解答となりました。これまでは12問中6問解答だったものです。従来問3として出題されていた「経営戦略、情報戦略、戦略立案・コンサルティング技法」の分野の問題がカットされることになります。 これまでストラテジ分野を得意としている方は、問1・問2では問1を選択し、問3~問12からは問3が選択できるということで、やや有利な感がありました。そのメリットがなくなり、テクノロジ分野から最低2問は解答しなければならなくなります。より一層の準備が必要です。 ■ 平成25年春期試験の難易度 平成25年春期の出題の難易度は、午前試験、午後試験ともに標準的と考えます。過去に出題されていないテーマや用語の出題もあり、広範囲な知識を求められます。 試験の出題分類や時間、合格基準、

    応用情報技術者試験の傾向と対策
  • カウントダウン!個人情報保護法改正

    2005年に完全施行された「個人情報保護法」の見直し方針が相次いで伝えられている。法改正によって何を整備し、どのような効果をもたらすか。ITや法曹関係者へのインタビューを通じて論点整理をしていく。 目次

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  • トンデモ“IT契約”に騙されるな

    システム開発・運用に関する紛争が後を絶たない。それらの原因をたどっていくと、必ずといっていいほど契約上の問題にたどり着く。発注者であるユーザー企業が一方的に不利になる“トンデモない”契約条件が記載されているケースも少なくない。こうした問題を防ぐには、発注者であるユーザー企業のシテム部員や法務担当者が法律・契約に関する知識を身に付け、ITベンダーとの契約交渉スキルを高めるしかない。契約書に潜むリスクを見極めるための代表的なチェックポイントを、ユーザー企業の視点に立って解説する。 目次

    トンデモ“IT契約”に騙されるな
  • スタートアップ向け『利用規約セミナー』に集まる大手企業法務担当者

    写真●2013年4月に都内で開催された「シード・アーリースタートアップのためのウェブサービスを支える『利用規約』の基」の会場風景 「ウェブサービスの利用規約の作り方」という起業したてのベンチャーを対象にした2つのセミナーが、2013年1月と4月に相次いで東京都内で開かれた。双方を取材する機会があって訪ねてみると、いずれもジーンズ姿のスタートアップ関係者に混じって、スーツに身を包んだ大手IT企業の法務担当者の姿が目立った。 実のところ2つのセミナーは、ITと企業法務という異なる分野の狭間で苦心を重ねてきた法務担当者らが、企業の壁を超えて悩みを共有する場でもあった。 「利用規約」と聞くと、ウェブページの隅にリンクが貼られていて、試しに開いて読んでも堅苦しい文章ばかり、という印象しかないかもしれない。だが利用規約は、インターネットでビジネスを展開するには、まず最初に整えておかなければならないも

    スタートアップ向け『利用規約セミナー』に集まる大手企業法務担当者
  • 応用情報技術者試験の傾向と対策

    赤線が60点以上の合格ラインです。全受験者の39%が午前試験を突破して午後に進み、その中の52%が午後試験も突破して合格を勝ち取っています。 毎回分析を行っていますが、午前の方が合格率が低いことはあまりありません。特に午前の合格率が40%を下回ったのは、新制度になってから初めてです。今回の試験は午前の難易度が高かったことがうかがえます。 午前・午後どちらかに特化するのではなく、両方の学習が必要といえるでしょう。また午前試験の得点分布をみると、50~59点の山が一番高く、合格まであと一歩、おそらくあと1問か2問の正解で合格ラインに達した人が多いことが分かります。もうひと踏ん張り、と考えましょう。

    応用情報技術者試験の傾向と対策
  • へこんだときの復活術

    「利用部門に影響が及ぶ大きなミスをしてしまった」「自信を持って出した提案がなかなか受け入れられない」─。現場でITエンジニアがへこむ場面は少なくない。ただし長くへこんだままでは仕事の成果は出なくなるし、自らの心も病んでしまう可能性が高まる。そうならない術を身に付け、すぐに完全復活できるようにしよう。

    へこんだときの復活術
  • 無茶な依頼をはねのける 断る技術

    ITの現場では、利用部門や上司から無理難題が突きつけられるもの。中には理不尽なものがあり、そのときにはきちんと断ることが大切だ。特集では、そんな断り方のテクニックを、ITの現場や専門家への取材から明らかにする。 目次 孤立させる、でも追い込まない 絶対に譲らない相手。これが3番目の難敵だ。いくら論理的に説明しても、相手は要求を決して譲ろうとしない。中でも厄介なのは、明確な狙いや根拠がないというケースだ。そんな相手には、どう対処したらよいのだろうか。(2013/1/24)

    無茶な依頼をはねのける 断る技術
  • ニコニコカレンダー

    チームのムードやメンバーの気持ちを見える化する手法。ソフトウエア開発や設計など、個人作業が多いプロジェクトの管理に有効である。 ブルーカラー職場の「見える化」といえば、管理項目の数値化を徹底したり、作業現場を整理整頓したりして異常の発見に努めるのが通例です。しかしソフトウエア開発や設計など、個人のやる気が大きく生産性や品質を左右するホワイトカラー職場では、これとは別の見える化も必要です。 ホワイトカラー職場は、従業員それぞれが個人で作業を進める比重が高いという特徴があります。ところがソフト開発といったプロジェクトでは、従業員が「弱音を吐いてはいけない」と問題を1人で抱え込んで、トラブルが深刻化したりします。作業品質や効率の低下を防ぐには個々の従業員の顔色を把握することが重要なのです。 そこで、気分を可視化する「ニコニコカレンダー(以下、ニコカレと略す)」という管理手法が生まれました。200

    ニコニコカレンダー