アメリカのジョッキークラブは先日、北米における07年サラブレッドの種付頭数を発表した。じっくりと中身を吟味する気が起きないほどにサイアーの数が多い(3,638頭!)が、つかみの数字と日本関連なんかはちょっと抑えておこうかと思う。 昨年種付された牝馬は総数で61,262頭で、今年の9月4日までに報告のあった産駒誕生数は34,561頭である。 州別の集計では1位がケンタッキー州(種付21938→産駒15040)、2位がフロリダ州(6489→3593)、3位カリフォルニア(4723→3004)。以下ルイジアナ・ニューヨーク・テキサス・ニューメキシコと続く。産駒数の前年比でいうとケンタッキーは微増だが、それ以外は10%以上減らしている州も少なくない。 さて、個々のサイアーをみてみよう。種付頭数のTOP10は以下のとおりだ。 Stormy Atlantic 199 Johannesburg 19