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ブックマーク / relaunch.cocolog-nifty.com (15)

  • お礼と戸惑いと責任と自覚 - まったり血統派の茶飲み話

    サラブレのムック「サラBLOOD vol.3」に、『受け継がれた名前/Minoru物語』を掲載していただいた。かつてこのブログに連載したエントリを加筆修正したものだ。 それ以外にも盛りだくさんの内容になっているようなので、興味のある方は、ぜひ手にとって立ち読みして購入していただければと思う。 さて、寄稿に関連してちょっと感じたことなどを。 まず、拙文を評価していただいたことは率直に言って光栄だった。競馬にまつわる文章を書くことが純粋に好きで仕方なかった若い頃の自分が、これを知ったらさぞ喜ぶことだろうと思う。声をかけてくださったサラブレ編集部のK氏にはお礼を申し上げたい。当にありがとうございます。 その一方で、感じた違和感みたいなものもある。 今回ブログエントリの再掲というカタチで話が進んだ中で、記事の中身について「こうしてほしい」「これはオカシイ」というような要望や指摘は編集の方から一

    お礼と戸惑いと責任と自覚 - まったり血統派の茶飲み話
  • 砂王が刻んだ光と影 - まったり血統派の茶飲み話

  • ななひかり - まったり血統派の茶飲み話

    katuryoku
    katuryoku 2011/02/28
    〝これまで年度代表馬同士という仔は10頭が誕生しているそうだ〟
  • ”It's not a problem” - まったり血統派の茶飲み話

    katuryoku
    katuryoku 2010/05/04
  • プリモウオモ流浪 - まったり血統派の茶飲み話

    新進気鋭のホースマンとして注目されたPatinack Farmのネイサン・ティンクラー氏。2008年のセレクトセールに参入するやディープインパクト産駒などを購買し、我国の馬産界をも賑わしたのはまだ記憶に新しいところだろう。 中でも注目されたのは、父にアグネスタキオンを持ち、母がオークス馬というシルクプリマドンナ07だった。 国内で走ることになれば大きな注目を集めたに違いないこの牡駒はしかし、その後数奇な路を辿る事になる。 プリマドンナ07は同年12月、イギリスに輸出された。当時の報道ではルカ・クマーニ師の下、イギリスで競走生活を送る予定だったようだ。 しかしそれから7ヶ月後。タタソール・ジュライセールに、2歳となったプリマドンナ07が上場される。合田直弘氏もコラムで取り上げたからこのニュースを目にした向きも少なくなかろう。そして結果は・・わずか800ギニーで落札。セレクトセールで6400万

    プリモウオモ流浪 - まったり血統派の茶飲み話
  • 四番手の逆襲 - まったり血統派の茶飲み話

    オウケンブルースリが戴冠した菊花賞当日の第5レースだからちょうど1年前になる。評判馬が揃う新馬戦はシーズンに何戦かはあるものだが、その芝1800M戦はよくある「前評判だけ」ではなく、出走した馬たちのその後の活躍によって”伝説の新馬戦”と呼ばれるようになった。 レースを勝った3番人気アンライバルドは今年の皐月賞馬だ。 2着となった2番人気リーチザクラウンはダービー2着。 そして1番人気に推され、3着となったのが牝馬2冠のブエナビスタ。 あまりに豪華なワン・ツー・スリー。 このレースはリーチやブエナだけでなく、4番人気に推されたエイシンビートロンや5番人気のダノンイチローを始めとした出走馬たちもその後勝ちあがっており、結局未勝利に終わったのは最下位入線したファーエンドシュアだけ、という優秀さだ。 菊花賞はそのアンライバルドとリーチザクラウンが1年の時を経て再び京都の芝で覇を競う舞台になったわけ

    四番手の逆襲 - まったり血統派の茶飲み話
    katuryoku
    katuryoku 2009/10/25
    これを読んでいたのにね・・・
  • 2番目に好きだった - まったり血統派の茶飲み話

    遥かイギリスまでやってきた谷岡幸一郎の目当ては、*ジェラルディンツウという*パーシア産駒だった。ナッソーS3着という成績を残した牝馬に牧場の基礎牝馬としての期待が高まった。しかし同行していた若きホースマンの熱意に絆されて彼女を譲ることにし、替わりにGrey Sovereignを父に持つ黒鹿毛の牝馬を手に入れることとなる。 それが谷岡牧場と名繁殖牝馬*スワンズウッドグローヴとの出会いだったそうだ。 ご存知のとおり*スワンズウッドグローヴは、サクラ軍団の名馬をあまた輩出するゴッドマザーである。 サクラジョオーの分岐からはサクラハツユキ(エリ杯4着)、サクラセンチュリー(鳴尾記念)、サクラエイコウオー(弥生賞)ら。またサクラセダンからはチヨノオー・ホクトオー兄弟やサクラプレジデントといった活躍馬がターフを沸かせた。*クレアーブリッジ系と並ぶサクラの象徴的なボトムラインと言えよう。 そんな中でサク

    2番目に好きだった - まったり血統派の茶飲み話
  • その数字の意味 - まったり血統派の茶飲み話

    69頭という数字は、種付け数が100どころか200を越える種牡馬すら抱える社台スタリオンステーションの中で全く目立つものではない。69が大きな意味を持つのは、*ウォーエンブレムのそれだからである。 *ウォーエンブレムは社台が導入したアメリカ2冠馬。その競走成績のみならず、母系に非主流血脈を多く含む血統背景や漆黒でしなやかな馬体など同年に急逝した*サンデーサイレンスと重なる側面も多く、ポスト・サンデーという役割を期待されていたのは間違いない。 しかし周知のとおり種付けに対して興味を示さないという問題が発覚し、初年度からの種付け数は7頭→53頭→9頭→1頭→07年はついに0頭となった。 様々な取り組みにより08年には39頭に種付けが成功し、そして今年は69頭という自己最高記録に到達するに至っている。 *この間の社台サイドの対応や治療については、こちらが詳しくまとめられているので参照を願えればと

    その数字の意味 - まったり血統派の茶飲み話
    katuryoku
    katuryoku 2009/09/23
    去年ほど産駒が走っていない印象がある今年でもAEIは2.06か
  • 激流が地球を半周 - まったり血統派の茶飲み話

    数週間前に流れた*ステキシンスケクン南米で種牡馬入りというニュース。そのときは「へ~」だけでスルーしたが、この馬をわざわざ地球の反対側から導入する物好きはどんなとこかいなと、チリのPuerta de Hierro牧場のサイトをちょっと覗いてみたら、あれ?なことがあった。 種牡馬ラインナップの中に、その*ステキシンスケクンらと並んでスウィフトカレントの名があるのだ。 スウィフトは確か5月くらいに引退種牡馬入りが発表され、その後7月に北海道のブリーダーズスタリオンステーションに入厩している。当然、21年からブリーダーズSSで供用されると思っていたのだが・・ 最近の競馬ニュースにはすっかり疎いので、チリ輸出は既報なのかと思って調べてみたが、どうもネット上にもその類の話がないようだ。またJRHRの情報でも、シンスケクンともどもまだ輸出されたという記録がなく、この方面からも真相は不明である。 可能性

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  • 夢を語る - まったり血統派の茶飲み話

    「僕の夢を実現してくれるだけの素質を秘めた馬」 「大物に共通するものを備えている」 「(英ダービーにも登録)エプソムで勝つのが僕の夢」 いやあ久しぶりに岡田総帥らしい発言。どうせ大きいことを言うのならこのくらいじゃないとね、と。 その大きな夢を託された期待馬*ユメユメユメが、札幌のデビュー戦でさっそくコケるところもまた岡田劇場のお約束である。 *ユメユメユメはアガ・カーン殿下のオーナーブリード馬Azamourの初年度産駒になる。同馬はセントジェームスパレス(1600)、愛チャンピオンS(2000、キングジョージと(2400)と三つの基幹距離のG1を勝った一流馬だ。 一方母系に目を向けると、兄がダーレイS(G3)などを勝ったFar Laneで、叔父にはAt Talac(パリ大賞、メルボルンカップ)の名もあるから、悪くはない。 ただしAzamourは殿下らしい父系の遺伝力に依存しない配合だから

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  • 絶対に負けない逃げ馬 - まったり血統派の茶飲み話

    メンデスの法則 ①*メンデスのように芦毛遺伝子をホモ接合型で持ち、全ての産駒が芦毛に産まれる種牡馬の遺伝法則。*ゼダーンや*ラナークなどもこれに該当する。ヘテロ接合型のクロフネなどは俗に半メンデスの法則と呼ばれる。 ②*メンデスが日に輸出後、産駒のLinamixがフランスでリーディングサイアーに輝いた。転じて「他国に輸出したとたん、その種牡馬の産駒が活躍する」現象を示す。 さて、この有名な法則以外にも競馬界には様々なセオリーが存在している。 ハインリッヒの万馬券法則 1つの万馬券の陰には29の当たり馬券があり、その背後には300のハズレ馬券が存在する。数理馬券学者のハインリッヒ博士が提唱した法則で、万馬券を取るためには地道に損を重ねる必要があることを統計学的に証明した。 パブロフの馬 ロシアのアレクサンドル・パブロフ師が考案した調教法。調教のゴール地点を先頭で通過したときのみ上質の飼葉を

    絶対に負けない逃げ馬 - まったり血統派の茶飲み話
  • 異邦のチャレンジャー - まったり血統派の茶飲み話

  • SC一派の覇権は続くか - まったり血統派の茶飲み話

    アメリカのジョッキークラブは先日、北米における07年サラブレッドの種付頭数を発表した。じっくりと中身を吟味する気が起きないほどにサイアーの数が多い(3,638頭!)が、つかみの数字と日関連なんかはちょっと抑えておこうかと思う。 昨年種付された牝馬は総数で61,262頭で、今年の9月4日までに報告のあった産駒誕生数は34,561頭である。 州別の集計では1位がケンタッキー州(種付21938→産駒15040)、2位がフロリダ州(6489→3593)、3位カリフォルニア(4723→3004)。以下ルイジアナ・ニューヨーク・テキサス・ニューメキシコと続く。産駒数の前年比でいうとケンタッキーは微増だが、それ以外は10%以上減らしている州も少なくない。 さて、個々のサイアーをみてみよう。種付頭数のTOP10は以下のとおりだ。 Stormy Atlantic  199 Johannesburg  19

    SC一派の覇権は続くか - まったり血統派の茶飲み話
  • 地(の果て)までトリオンフ - まったり血統派の茶飲み話

    今年のイタリアダービーを勝ったCima de Triompheを社台の吉田照哉氏が購入した、と一部マスコミが報じた。続報がないようなのでホンマかいなと思っていたが、パリ大賞に出走の勝負服が例の黄色と黒になっているから間違いない。 貪欲な社台のことだから、どこかのタイミングでMontjeuの直仔あたりを持ってくるだろうと思っていたところ、そっちではなくGalileoの方ときた。しかもイタリアというあたり、かつての*ダンシングブレーヴに対抗する*ホワイトマズルという構図を彷彿とさせるトレードである。 現代のイタリアは競走馬のレベルとしては英愛/仏/独から2段ほど下がった位置にあるが、邦の馬産との相性は悪くはない。例えばこれまで伊ダービーの勝ち馬では上記の*ホワイトマズルのほか、*セダンや*ルイスデールがG1馬を輩出しているし、また同じく社台&イタリア調教馬の成功例と言うまでもなく*トニービン

    地(の果て)までトリオンフ - まったり血統派の茶飲み話
  • SS 偉大なる旅路 - まったり血統派の茶飲み話

    ”競馬はブラッドスポーツ” 価値観はいつ生成されるか? (馬券日記 オケラセラ) 毎日王冠はカンパニーがウオッカを倒す (BrainSquall【競馬ニュース&コラム】) 神戸新聞杯はイコピコが重賞初勝利を飾る (BrainSquall【競馬ニュース&コラム】) むしろ自分の余生の心配をするべき (BrainSquall【競馬ニュース&コラム】) 馬の余生 ついったー反応編 (血統の森+はてな) エプソムCはシンゲンが勝利 (BrainSquall【競馬ニュース&コラム】) [競馬]サンデーサイレンスの再来を証明出来るか? (昨日の風はどんなのだっけ?) ダイオライト記念はフリオーソが制する (BrainSquall【競馬ニュース&コラム】) [競馬]ダイタクバートラム (昨日の風はどんなのだっけ?) 京都金杯はタマモサポートが制する・他 (BrainSquall【競馬ニュース&コラム】)

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