今世界中に、Camelot、Frankel、オルフェーヴルなどなど、歴史に名を残すような名馬たちが登場していますが、オセアニアにもBlack Caviarという大変な名牝がいます。その成績は、現在までのところ21戦全勝と、驚異的です。今度初めて海外で走るということで、その真価が問われようとしていますが、今回はこの馬の配合を詳しく見てみたいと思います。 (今回は、団亭鞘次郎さんが大変なご多忙の中、本ブログのために血統表を提供して下さいました。鞘次郎さんに感謝しながら眺めてください。また、鞘次郎さんによるBlack Caviarの見解もご参考ください。本記事の骨子に近い部分が簡潔にまとめられています。http://togetter.com/li/103176) Black Caviar Black Caviar牝系図 まず、すぐに目に入ってくるのがVainの3×4です。このVain自体がオセア
王室主催のアスコットミーティング最終日、女王の即位60年を記念して再び改称されたダイアモンドジュビリーS(旧コークアンドオラリーS、昨年まで10年間はゴールデンジュビリーS)では、オーストラリアから遠征してきた Black Caviar が圧倒的人気に応えて優勝しました。 ゴール板を誤認したノレン騎手が一旦追うのを止め、慌てて追い出して何とかハナ差振り切ったことに、個人的には不満より安堵を憶えました。Bated Breath や Hay List が出走していたらもっと盛り上がったでしょうね。あるいは連勝ストップの衝撃的情景を見ることになったかもしれません。 これで土付かずの22連勝、豪州調教馬の連勝レコードに並んだわけですが、帰国後の調子次第ではこのまま引退の可能性もあるとのこと。 21世紀版空飛ぶ牝馬たる Black Caviar も、そろそろ着地の頃合い。 彼女について、繁殖としての
初の豪州海外馬主がJRAに参戦! 09年秋から、国外に居住する馬主に開放されたJRA馬主資格を、オーストラリアの競馬界で活躍するフィル・スライ氏(52)と、ポール・ファッジ氏(63)の2人が新たに取得したことが9日、スポーツ報知の取材で分かった。これまで、馬主登録のある本邦外居住者は5人いたが、オーストラリア人は初めて。JRAからは、5日に認可の連絡を受けた。2人は、9日に北海道苫小牧市のノーザンホースパークで始まったセレクトセール(日本競走馬協会主催)に参加。1歳馬を、合わせて3頭購入した。 9日朝、フィル・スライ氏は、セレクトセールの開始前にノーザンファーム空港牧場(北海道苫小牧市)の坂路に足を運び、デビューを待つ2歳馬の調教を見学した。「日本の馬主資格を取れたのは、すごくうれしい。いま、肺ガンと闘っているけど、元気だよ」と笑顔を見せた。 スライ氏の視線の先にいたのは、母ミルズウィスパ
4月30日に行なわれたイングリス・メルボルン・オータム・イヤリング・セール2日目に、双子馬が上場されました。うち1頭の牡馬は1万豪ドルで、もう1頭の牝馬は7000豪ドルで別々の購買者に落札されています。 Lot 266 - Shinzig Babouska、Lot 267 - Shinzig Babouska Breednet - Twins a Unique Contribution to 2012 Inglis Autumn Sale この双子は父シンジグ Shinzig、母バブーシュカ Babouskaという血統。シンジグは豪G1 C.F.オーアS.の勝ち馬で、その父デインヒル。現2歳が初年度産駒で5頭が出走し1頭が勝ちあがっています。バブーシュカは繁殖入りすると6年連続で出産し、そのうち3頭が勝ちあがったが、その後の5年で産んだのはこの双子だけだとのこと。 過去の例として、オースト
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