徳島市の眉山山頂展望広場に整備されているLED万華鏡モニュメント「眉華鏡」が、津波警報発令時に赤色に点滅するよう設定され、14日夜、試験点灯があった。 試験点灯は午後7時から5分間実施。有線で結ばれた市消防局通信司令室で担当者がスイッチを入れると、高さ6メートルのモニュメントが1秒間隔で赤く点滅した。 県沿岸部に津波・大津波警報が発令された際、モニュメント運用時間の日没から午後10時半まで点滅する。15日から本格運用する。 モニュメントは昨年12月下旬に設置。停電時でも稼働し、川内地区や沖洲地区など津波被害が懸念される沿岸部からでも確認することができる。 3月11日の東日本大震災の際は、遠隔操作する際の運用方針が決まっておらず機能しなかった。