本書は、1951年生まれの押井と1948年生まれの笠井が、日本では学生運動が過激化し、フランスで五月革命、チェコスロバキアではプラハの春が起きた1968年を軸に語り合うもの。押井の著書「立喰師、かく語りき。」の中でも対談を行っている2人は文学やSF、赤軍などのほか「ゴジラ」「攻殻機動隊」についても言及している。 なお押井の監督作を集めた特集上映「自選シリーズ 現代日本の映画監督5 押井守」が、2017年1月10日から22日にかけて東京・東京国立近代美術館フィルムセンターにて開催される。上映作品の詳細は、決まり次第会場公式サイトほかにて発表予定。