W53CA カシオの今夏2機種目となるWIN端末の「W53CA」は、同社のデジタルカメラブランド名を冠する、「EXILIMケータイ」だ。その名のとおり、5メガピクセルのカメラを搭載し、カメラ機能を重視しているという。 カメラのスペックは画素数で比較されがちだが、実際には画素数が高ければ良いという問題ではない。画質には、レンズや画像処理といったさまざまな要素が影響する。手ぶれ補正などの補助機能も充実していないと、スペック通りの画質で撮れない。 EXILIMの名前を冠するケータイでどこまでカメラが作り込まれているのか。今回はカシオの開発本部 デザインセンター 第四デザイン室の井戸 透記氏、同室の花房 紀人氏、カシオ日立モバイルコミュニケーションズの開発設計本部 ハード設計グループの山本 真也氏、同社 事業統括グループ 企画チームの本間 敦氏に聞いた。 ■ 「EXILIM」の名に恥じぬようなデザ