総務省幹部が菅義偉首相の長男が勤める放送事業会社「東北新社」側から接待を受けていた問題で、谷脇康彦・総務審議官は3日の参院予算委員会で、同社以外からの接待について「通信事業者と、公務員倫理法に反する会食をしたということはないと認識している」と述べた。立憲民主党の真山勇一氏への答弁。 谷脇氏は2018年10月から20年10月にかけて、東北新社側から4回にわたる会食で飲食代やタクシー券、手土産など計約11万8000円の接待を受けた。東北新社側からの接待が明らかになった13人の総務官僚の中で最も接待金額が多かった。予算委詳報は以下の通り。 真山氏 総務省の接待問題から始めさせていただきたい。谷脇総務審議官にお伺いすることになると思うんです。3月1日、衆議院予算委員会で森山(浩行)議員の、東北新社以外の衛星放送各社それから民放やNHKや、あるいは通信会社から接待を受けたことはあるかという質問に対し