先月亡くなった柔道のバルセロナオリンピック金メダリスト、古賀稔彦さんの次男、玄暉選手が全日本選抜体重別選手権の男子60キロ級を制し、親子での大会制覇を果たしました。 全日本選抜体重別選手権は、東京オリンピックの1か月前のことし6月にハンガリーで予定されている世界選手権の最終選考を兼ねて、福岡市の福岡国際センターで行われました。 最終日の4日は男子の7階級が行われ、60キロ級には、先月24日にがんで亡くなったバルセロナオリンピック金メダリストで「平成の三四郎」と呼ばれた古賀稔彦さんの次男、古賀玄暉選手が出場しました。 古賀選手は1回戦は寝技、準決勝では大内刈りで一本勝ちし決勝に進みました。 決勝では開始2分に内股で技ありを奪いましたが、残り1分を切ってともえ投げで技ありを奪われてポイントで並ばれました。 試合は延長となり、最軽量級らしい互いの素早い技の攻防が続き、延長2分を過ぎたところで古賀