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28日の東京株式市場で、フマキラーとアース製薬の株価が大幅高となった。蚊が媒介するデング熱の国内感染者が増えたことを受け、殺虫剤需要が高まる可能性が意識されたためとみられる。 フマキラー株は、約70年ぶりに国内での感染者が出た27日に上昇し、今年の最高値を更新。28日も上昇を続け、値幅制限いっぱいのストップ高まで買われて取引を終えた。終値は前日比80円高の407円。2日間の上昇率は約35%に達した。 アース製薬株も買われ、一時、前日比465円高の4430円をつけ、年初来高値を更新。終値は前日比320円高の4285円だった。 29日に7月の全国消費者物価指数など主要経済指標が発表されるのを控え、日本株全体の買い材料に乏しい中、個人投資家の両銘柄への買い注文が膨らんだようだ。
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