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  • 沖縄張り子 鯉乗り童子:中村真理子さん

    入手場所:那覇市伝統工芸館 沖縄県那覇市牧志3-2-10 TEL:098-868-7866 バナーをポチッとお願いします 念願だった沖縄旅行。 天候にも恵まれ、とても楽しいひと時を過ごすことが出来た。 最終日、那覇市内に入り「沖縄郷土玩具ツアー」が始まった。 と言っても、予め電話で取り置きをお願いしていたので受け取りに行くだけ。 訪れたのは国際通りの中央付近にある「てんぶす那覇」という施設。 観光案内所や会議室、ギャラリー等いろいろな文化施設が併設された大きな建物だ。 てんぶす那覇の2階にあるのが「那覇市伝統工芸館」 ここには沖縄伝統の工芸品や美術品が数多く揃っている。 その一画にあるのが中村真理子さんが製作している沖縄張り子。 スタッフのおばちゃんに名前を告げると、カウンターの下から張り子を取り出し中身を確認させてくれた。 入手した「鯉乗り童子」は思っていたより大型だ。 ピンクの鯉に乗っ

    沖縄張り子 鯉乗り童子:中村真理子さん
  • 岩槻 一寸法師:人形の東玉

    入手場所:人形の東玉 埼玉県岩槻市町3-2-32 TEL:048-756-1111 バナーをポチッとお願いします 郷土玩具を集め始めたばかりの頃、「人形の町」といわれている「岩槻」に行ってみた。 「いわつき」という地名は「岩付」から「岩月」へと変わり、 現在の「岩槻」は江戸時代中期、城の土塁や町の随所にケヤキ(槻)が植えられていたことからこの字があてられたといわれている。 岩槻には数多くの人形店がある中、有名な「人形の東玉」に入ってみた。 そこにあったのが一寸法師のお人形。 幅8.5cm程の黒い台の上に高さ1cmほどの一寸法師、姫、鬼、打ち出の小槌が乗っている。 昔ばなしに登場する一寸法師。 実際の大きさはこれぐらいなのかな? 小さな一寸法師はお椀の舟に乗って都へ渡り、宰相に仕えて鬼を倒し、打ち出の小槌で大きくなって姫をもらう。 という“あらすじ”のはずだ。 お椀の舟に乗っていたというこ

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  • 大阪 五大力石守:住吉大社

    入手場所:住吉大社 大阪大阪市住吉区2-9-89 TEL:06-6672-0753 バナーをポチッとお願いします 大阪随一のパワースポットである住吉大社。 そんな住吉大社の境内にパワーストーンが敷き詰められていると聞きやって来た。 その名も「五大力(ごだいりき)」 「五」「大」「力」と墨書きされた3つの小石を見つけてお守りにすると… 知力・体力・時の運…、じゃなく 体力・智力・財力・福力・寿(命)力 これら5つの運力が授けられ願い事が叶うそうだ。 五・大・力があるのは第一宮付近にある「五所御前」 五所御前は約1800年前、住吉大神鎮座の際、最初にお祀りされた神聖な場所。 石玉垣の中には数多くの小石が敷き詰められていて、その中に「五」「大」「力」と書かれた小石が紛れ込んでいると言うのだ。 そこでは参拝者の皆さんが必死で石を探している。 よっしゃ~、オイラも探してみよう。 何だか「宝探し」

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  • 会津天神:山田民芸工房

    入手場所:山田民芸工房 会津若松市七日町12-35 TEL:0242-23-1465 “日一美男子な天神様”として有名な会津天神(張り子) 会津郷土玩具ツアーに出かける前、会津張り子の代表格「五十嵐民芸」さんに何度も電話をかけたんだけど、いずれも不通… 仕方がないので会津若松市の観光協会に伺った所… 「私共も五十嵐さんと連絡がつかなく困っております」との事。 (おいおい、近くにいるのだから現地に行って確かめてくれよ~)と思った。 さすがお役所仕事って感じだ。 会津で訪れた山田民芸工房さんにも“会津天神”があったので超ラッキー♪ 五十嵐さんの型とは違うけどウワサ通りの端正な顔立ちをしている。 高さ22cm、幅17cmほど。 松と梅の文様が描かれた赤い装束を羽織り、右手に笏(しゃく)を持ち、左に刀を差した天神人形。 面長の顔立ち、繊細で知的な感じがする。 今から400年前。 会津藩主蒲生氏郷

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  • 天城 女郎蜘蛛土鈴:趣味の店アカオ

    入手場所:趣味の店アカオ 静岡県熱海市田原町8-5 TEL:0557-83-3515 バナーをポチッとお願いします 年に3回は訪れている熱海。 そんなJR熱海駅の目の前にある「趣味の店アカオ」というお洒落な雑貨店。 ショーウインドウに並ぶ小物を眺めていると「女郎蜘蛛土鈴」というのを発見。 いろいろな土鈴を集めてきたけど女郎蜘蛛の土鈴は初めて。 (こりゃ珍しい)と思いソッコー購入した。 高さ9cmほど、日髪を結った笑顔の女性。 よく見ると腹の部分は黄色と黒の縞模様、これがジョロウグモなのか? 腹の部分に白いものが描かれているが、これは蜘蛛の糸かもしれない。 女郎蜘蛛というと執念深くて敵に回すと恐そうなイメージがあるけど… この女性(女郎?)は何とも微笑ましい顔立ちをしている。 土鈴に書かれた「浄蓮の滝」の文字。 石川さゆりのヒット曲「天城越え」でお馴染みの“浄蓮の滝”。 調べてみると伊豆

    天城 女郎蜘蛛土鈴:趣味の店アカオ
  • 千木筥(ちぎばこ):芝大神宮

    入手場所:芝大神宮 東京都港区大門1-12-7 TEL:03-3431-4802 バナーをポチッとお願いします 高さ11.5cm 千木筥は、港区の芝大神宮で通年授与される縁起物。 檜製で三段の割籠、藤の花を鮮やかな紫色で描かれている。 名前の由来は、拝殿の屋根造りに用いた千木の用材で作ったからと云う説が有力。 千木(ちぎ)が千着に通じる事から、箪笥に入れると着物が増えるという御利益があるそうだ。 天井から吊っておき、雷の時は中に入っている豆をべると雷除けになるとも謂われている。 ※振ってみるとカラカラと豆の入った音がする とても郷土玩具には見えないけれど、こういった授与品もコレクションの一つに加えたくなる気持ちは分かるなぁ。 芝大神宮は平安時代の中頃(1005年)に伊勢の内外両宮の御分霊をまつり創建され、 永年にわたり「関東のお伊勢様」として崇拝されている歴史の古い神社。 毎年9月中旬に

    千木筥(ちぎばこ):芝大神宮
  • 奈良井 そば喰い猿:藤屋土産物店

    入手場所:藤屋土産物店 長野県塩尻市大字奈良井420-1 バナーをポチッとお願いします 長野県木曽郡にある奈良井宿は国の重要伝統的建造物群保存地区に指定され、昔ながらの風情ある町並みが保存されている。 江戸時代にタイムスリップしたような雰囲気が堪らない。 そんな中、訪れたのが「藤屋土産物店」さん。 ご主人の中西さんは、かしら人形(首人形)を始め、土鈴、土人形,etc. 彩色が綺麗で味のあるオリジナル作品を作られている。 「そば喰い猿」は高さ8cm、長さ10cmのカラクリ玩具。 後ろに出た木を引っ張る事により“猿が大きな口を開けてそばをべる”という一連の動作を繰り返す。 動きがめっちゃユニークで可愛いお猿さん。 蕎麦をべるとは、さすが蕎麦処信州ならでの玩具だね。 信州奈良井の郷土玩具、店内には数々のカラクリ人形が奈良んでいた。 入手日:2006年7月15日 ※掲載されている内容は当時のも

    奈良井 そば喰い猿:藤屋土産物店
  • 鹿沼 きびがら細工(犬):とちぎ県産品センター

    入手場所:とちぎ県産品センター 栃木県宇都宮市川向町1-23 TEL:028-627-8420 バナーをポチッとお願いします 高さ7cm、長さ7cm、“きびがら細工”で出来たワンちゃんだ。 キビが丁寧に編みこまれ、しっかり結ばれていて口から赤い舌が出ている。 キビはイネ科の一年生草で、茎の高さは1.5~2mほどになる。 穂先のついた部分は箒(ほうき)や玩具を作るのに使われる。 鹿沼市は江戸時代より鹿沼箒(かぬまほうき)の産地として有名だった。 昭和30年代に箒の落とし草をうまく利用して「きびがら細工」を作り始めたそうだ。 「きびがら細工」は廃物利用が発端で生まれたんだね。 今では「きびがら細工」を作った残りの草でホウキを作っているそうだ(嘘) きびがら細工の製作者は鹿沼市に住む青木行雄さん。 細やかな箒編みの技術で、かわいらしい十二支や夫婦鹿、飾り馬などが作られている。 「とちぎ県産品セ

    鹿沼 きびがら細工(犬):とちぎ県産品センター
  • 仙台張子 夫婦福助:本郷だるま店

    入手場所:郷だるま店 宮城県仙台市青葉区柏木1-3-7 TEL:022-233-6409 高さ7.5cm、男女一対の起き上がり。 福助夫を模った張り子だ。 「全国郷土玩具ガイド」で宮城県のページを開いた途端欲しくなった一品。 郷だるま店で現物を手にした時は天にも昇る気持ちになった。 素朴な形と手書きの温もりがなんともいえない。 優しい風合いを持つ素材の良さと、手作りならではの温かさがGood♪ 考えてみたら福助は何度も見た事があるけど、福助の奥さんを見るのは初めてだ。 仙台では「堤人形」と並んで有名な「仙台張子」 天保年間に伊達藩の藩士 松川豊之進が創始したものと言われており、 松川氏の弟子となった初代 郷久三郎が受け継いだ。 現在、九代目 郷けさのさんが継承している。 入手日:2000年3月11日 ※掲載されている内容は当時のものです、情報が古い場合がありますのでご了承下さい。

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  • だいがく土鈴:上の天神 生根神社

    入手場所:生根神社 大阪大阪市西成区玉出西2-1-10 TEL:06-6659-2821 バナーをポチッとお願いします 住吉大社摂社であった生根(いくね)神社から、少彦名神の分霊を勧請して玉出の産土神としたのが始まりと伝えられている。 生根神社といえば「だいがく祭り」が有名。 「だいがく」とは「大学」の事ではなく「台楽」または「台額」と書く。 高さ約20mの柱に79個の提灯を飾り付けた重さ4トンの櫓のこと。 古来から雨乞い神事に使用されていて、商売繁盛、無病息災、家内安全を祈願する祭り。 生根神社で授与されているのが高さ7cm、幅6cmの「だいがく土鈴」 玉鈴の中央に赤い「だいがく」がくっついた土鈴。 裏には「生根神社」の文字が刻まれている。 生根神社所蔵の「だいがく」は大阪府指定文化財になっていて、公開は「だいがく祭り(7月24~25日)」の2日間のみ。 ※「だいがく祭り」と言っても「

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  • 虎張り子:楠田正男さん

    入手場所:楠田宅 大阪府守口市 バナーをポチッとお願いします 大阪 船場の道修町は古くから薬種問屋が集まる「薬の町」として知られ、現在も日を代表する薬品会社の社・大阪社が集結している。 そんな道修町に鎮座しているのが日医薬の総鎮守「少彦名(すくなひこな)神社」 安永9年(1780年)、薬種中買仲間の伊勢講が薬の安全と薬業の繁栄を願うため、京都の五條天神社より少彦名命(日の薬祖神)の分霊をお迎えし、以前から祀っていた神農炎帝と合祀したのがはじまり。 地元では「神農(しんのう)さん」と呼ばれ親しまれている。 少彦名神社では、毎年11月22日、23日に「神農祭」が開催され、五葉笹に付けた神農の虎(虎張り子)が授与されている。 高さ5cm、長さ11cmほど、可愛らしい顔立ちの虎張り子。 ゆらゆら揺れる頭が特徴的、心を和ませてくれる懐かしい温もりを感じる。 この虎張り子は郷土玩具を集め始め

    虎張り子:楠田正男さん
  • 佐原 天神張り子:三浦屋

    入手場所:三浦屋 千葉県佐原市佐原イ1978 TEL:0478-54-2039 バナーをポチッとお願いします 佐原張り子を求めて2度目の訪問。 前日、三浦屋(鎌田)さんに電話で確認したところ… 「明日は9時から佐原駅前のイベント会場に行っています」との事。 翌日、佐原駅に行ってみると北口の大広場で佐原市主催のフェスティバルが催されていた。 このフェスは大人気のようで、駅前は人山の黒だかりw 人が多すぎて目当ての「三浦屋」さんがどこにあるのか、テントを探すのが一苦労… ようやく「佐原張子 三浦屋」と書かれた幟を見つける事ができた。 鎌田さんに挨拶をすると「どうぞ、どうぞ」とテントの中へ入れて頂いた。 テントの中は佐原張り子がいっぱい! 鎌田さんからいろんな話しを伺いながら張り子を吟味。 素朴で温かみのある作品が佐原張り子の特徴だ。 購入したのは高さ12cm、幅15cmほどの天神人形。 黒い束

    佐原 天神張り子:三浦屋
  • 木曽 嫁入り駒:木曽暮らしの工芸館

    入手場所:木曽暮らしの工芸館 長野県塩尻市大字木曽平沢2272-7 TEL:0264-34-3888 バナーをポチッとお願いします 信州郷土玩具ツアー。 中央線の特急あずさに揺られる事1時間半、松駅に着いた。 駅前でレンタカーを借り、向かうは木曽路の奈良井宿。 街道を制限速度内でぶっ飛ばしていると… 「木曽暮らしの工芸館」という大きな建物があったので入ってみた。 「木曽くらしの工芸館」は木の国・木曽が誇る"木"にこだわったミュージアム&ショップ。 家の建材や家具、暮らしの道具、工芸品などが多数展示・販売されていた。 ここで見つけた木工品が「木曽の嫁入り駒(高さ10.5cm、長さ10.5cm)」 花嫁を乗せた飾り馬がのどかに木曽路を歩く姿を表した郷土玩具。 表側は華やかな衣装を着た花嫁と飾り馬。 裏には「絵馬」の形態を今日に伝える「馬の象形文字」が書かれている。 手作りの温もりと伝統に培わ

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  • 佐野 招福猫土鈴:相沢民芸店

    入手場所:相沢民芸店 栃木県佐野市犬伏上町 バナーをポチッとお願いします 横を向いた珍しい招きの土鈴。 とても優しい顔立ちのニャンコ、左手を上げているので人を招いてくれるのかな? 【ミニ知識】 ・ヒラメとカレイの目の覚え方→「ヒ」ラメは「ヒ」ダリ(平目は左)側に目がある ※カレイは右側に目がある ・招きの手の覚え方→「ヒ」ダリ手は「ヒ」ト(左手は人)を招く ※右手を上げているお金を招く この招き土鈴、相沢俊作さんの作品の中で一番メジャーかもしれない。 と言うのも… この度の栃木旅行の際、図書館から栃木県に関する観光ガイドブックを数冊借りて下調べをしたところ。 「佐野市」の土産物欄には必ずこの「横向きの招き」が紹介されていたのだ。 店内には正面を向いた一般的な招きもあったので 俊作さんに「どちらの招きが人気ありますか?」と伺ったところ… 「こちら(横向き)のの方がよく売れま

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  • 京都 神牛土鈴:北野天満宮

    入手場所:北野天満宮 京都府京都市上京区御前通今出川上馬喰町 TEL:075-461-0005 2つのバナーをポチッとお願いします( •ᴗ• )⸝ 黒い牛の臥像を象った土鈴。 とてもカラフルに彩色されていて、サイドには梅鉢の紋章が描かれている。 天神様(菅原道真公)と牛の関係を調べてみてビックリ! なんと道真公は845年(承知12年)、丑年の丑の日生まれなんだって。 生まれた時刻が「草木も眠る丑三つ時」だったら三拍子揃ったのに。 そんな事から道真公は大変牛をかわいがったそうで、天神様と牛にまつわる話は数多く伝わっている。 北野天満宮に行くと牛の臥像があった。 牛の臥像は撫で牛なので、自分の体の悪いところと寝牛の同じところを撫でると快方に向かうと言われている。 徐々に毛根のパワーが衰えて来ているので、いろんな天神様で牛の頭を撫でなでしているんだけど… 一向に快方に向かわない。 これはね。 天

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  • 伊勢原 どじょうすくい土鈴:渡辺民芸工房舎

    入手場所:渡辺民芸工房舎 神奈川県厚木市田中 【ブログランキングに参加しています】 2つのバナーをポチッと押して応援よろしくお願いします( •ᴗ• )⸝ 渡辺民芸工房舎さんにお邪魔した際… 一番最初に目を奪われたのがこの人形。 高さ13cmほどのユニークな土鈴。 安来節に合わせて踊る「どじょうすくい踊り」を象ったのかな? 渡辺さんは島根県出身なので可能性あるね。 籠の中に入ったドジョウがメッチャ大きくてウナギみたいだw 渡辺さんが製作する「どじょうすくい人形」は、土人形と土鈴の2種類。 ここまで大きな土鈴は持っていなかったので、迷わず土鈴を選んだ。 にやけた目が特徴のなんとも味のある人形。 お気に入りの一品だ。 入手日:2004年11月28日 ※掲載されている内容は当時のものです、情報が古い場合がありますのでご了承下さい。 【笑い豚2】 60代。酒場を知り尽くした男の飲んだくれブログ。 h

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  • フグ土鈴:蔵本重之さん

    入手場所:江の島民芸品店 神奈川県藤沢市江の島 【ブログランキングに参加しています】 2つのバナーをポチッと押して応援よろしくお願いします( •ᴗ• )⸝ この日は家族で江の島旅行。 江の島大橋を渡り江島神社に続く坂道を登る。 参道の両側には土産物屋や飲店が軒を連ねていて、あちこちからいい匂いが漂ってくる。 (あ~、メッチャ旨そう♪) 魚や貝を焼く匂いにはついつい吸い寄せられてしまう。 そんな中、民芸品店に可愛らしい河豚の土鈴を発見したのでソッコー購入。 (江の島なのに河豚の土鈴か~!) 自宅に戻り調べてみたら、長州土鈴の蔵重之さんの作品だった。 長州(山口県)なら河豚が名物だもんね。 「ダッコちゃん」みたいな顔をした河豚。 といっても、ダッコちゃんを知ってる人は少数派だね(^_^;A 入手日:1994年2月19日 ※掲載されている内容は当時のものです、情報が古い場合がありますのでご了

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  • 会津 白虎隊起き上がり:山田民芸工房

    入手場所:山田民芸工房 福島県会津若松市七日町12-35 TEL:0242-23-1465 高さ5cmほど、白虎隊起き上がり。 山田民芸工房さんの店内には数々の“起き上がり”が並んでいた。 そんな中、鉢巻きをして凛々しい顔立ちの“白虎隊の起き上がり”と目が合った。 会津には“白虎隊”という悲しい歴史がある。 白虎隊は戊辰戦争に際、会津藩士の子息(16~17才)で編成された部隊の一つ。 戦場が会津に移ると、藩主 松平容保公から出陣命令が下され戦火の中に身を投じる事になった白虎隊。 最後は飯盛山から燃え盛る会津を見て自決の道を選んだ… 会津若松市内で郷土玩具を手に入れた後、会津のシンボルである鶴ヶ城に行ってみた。 伊達政宗、蒲生氏郷など、名だたる戦国武将が城主となった鶴ヶ城。 江戸時代には松平家が9代にわたって治めていたそうだ。 鶴ケ城(会津若松城)は、かの有名な独眼竜政宗も城主だったのか~(

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  • 浅草 とんだりはねたり:助六

    入手場所:助六 東京都台東区浅草2丁目仲見世通り TEL:03-3844-0577 【ブログランキングに参加しています】 2つのバナーをポチッと押して応援よろしくお願いします( •ᴗ• )⸝ 高さ6cm、長さ6cmの江戸玩具。 竹の台座の上に被り物をかぶった人形が乗っている。 バネの力で人形が跳ね上がると… 被り物も跳ね飛び、中から物の顔が姿を表す。といった“からくり人形” 同封の栞によると… 安永(1772年)の頃。 浅草に居住していた「亀屋忠兵衛」という人が暗示を得て案出し、 雷門側で売り出したのが「とんだり」のはじめである。と書かれていた。 と言うことは… この「とんだりはねたり」は250年もの歴史がある郷土玩具だ。 江戸時代の人達も、蛇の目傘の中から一瞬にして助六が現れるのを見て楽しんでいたんだろうな。 入手日:1993年12月19日 ※掲載されている内容は当時のものです、情報が

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  • 小田原提灯:飯沼提灯店

    入手場所:飯沼提灯店 神奈川県小田原市栄町 【ブログランキングに参加しています】 2つのバナーをポチッと押して応援よろしくお願いします( •ᴗ• )⸝ 小田原城 ♪エ~ッサ エ~ッサ エッサホイ サッサ おさるの かごやだ ホイサッサ 日暮れの山道細い道 小田原ちょうちん ぶらさげて ソレ ヤットコ ドッコイ ホイサッサ ホーイ ホイホイ ホイサッサ~♪ 「小田原提灯」と言ったら童謡「おさるのかごや」を思い出す。 江戸時代には小田原提灯をぶら下げたお猿さんがアチコチで籠を担いでいたんだろうな~。 その当時、江戸から小田原まで籠に乗って向かったら、どれぐらい時間がかかるんだろう? ちょいと調べてみたら… 12時間以上かかるんだって! 今では東海道新幹線を使えば僅か40分。 便利な時代になったもんだ♪ JR小田原駅に「超巨大な小田原提灯」が展示されているのをご存知だろうか? 提灯の形が郷土玩具

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