ブックマーク / www.kikikikikinta3.com (480)

  • ドラクエ3の考察(やまたのおろちが倒せない)

    たびたび書いているネタな気もする。 先日鳥山明氏が死去されたのに伴ってドラクエ3についてどこかで言っていたのが、遊び人は完全に遊びにしようよという案だったそうで、救済措置など当時は全くなかったのだと。そして遊びの内容もレベルに伴って段々すごさ(というかひどさ)を増していく完全に使えないものにしようという案だったそうだが、あまりにも救いようがなかったそうなので、ならばと救済措置ということで賢者になれる仕様が追加されたのだそうだ。 ということは当初やっていた人の中には当然遊び人を選ばなかった人も多くいただろうし、たまたま選んでいたら賢者に転職できることがわかってラッキーな思いをした人も中にはいたのだろうが、まあそれはたまたまであって。そういう情報がとっくにわかっている現代人からしたら遊び人という選択肢は合理的に見えるというわけだが、それは答えをわかっているから選ぶだけの話である。 ・言うまでも

    ドラクエ3の考察(やまたのおろちが倒せない)
  • 続安芸高田市の動画

    https://www.youtube.com/watch?v=kO4UA0TxJAo 安芸高田市がなぜこうなったかはこの動画でかなりまとめられているのだが、まさか安倍さん絡みから来ているとは思わなかった。 居眠り議員が居眠りを指摘されたり、無印良品が入るという画期的なものを議員が全員結託して潰すとかまあいろいろこれでもかといろいろあるのだが。 思うところは幾つかあったのでまとめておきたい。 ・一つ目だが、でもこの議員の人たちだって最初当選した時にはいろいろな信念があり、いろいろ燃えてやってきていたのではないのかなあと思った。しかし先輩議員がおり、まあこういうもんよと痛い目に遭いつつ諭されつつやっていくうちに自分も上になっていき、そしてこういうもんよとやってきていたらまさかの市長に指摘されて大炎上するハメになる。確かに腐敗もいいところだが、しかし先輩らは逃げきれていただろうし、なんなら選挙

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  • 安芸高田市の動画

    最近なぜかやたらと安芸高田市の動画がオススメに上がってくる。 で上がってきたらおもしろそうだなーとついつい見ているという。 中学生との議論 https://www.youtube.com/watch?v=GKHEi7ZqFLE 中学生とやり取りしている動画だが、これ32分くらいのところ非常におもしろい。 美術館存続は2000万円/年くらいかかると。で小学校中学校で給費無償化を今やっているところだが、そこの小中学校は給を我慢しますということであれば、美術館は維持の方向でやろうと思いますと市長。 中学生のことだからどこまでその真意をわかっているのかはわからないが、でもそれによって美術館は維持される。自分たちがべることと美術・文化とが秤にかけられており、これによってまさに中学生を問題の当事者の位置にまで引き上げることに成功している。ここで「はい」と言えば給無償化の対象外となり、その決定を

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  • 真亀鮨の親方

    ふと思いついたのが、そういや将太の寿司ってどうも結末に違和感があるんだよなと。 今まで散々憎み続けてきた笹寿司(このマンガ、あまりにも笹寿司をボロクソに書きすぎて作者が現実の笹寿司に謝りに行ったこともあるんだとか……)を将太は「でもそれがあったから今の僕があるんだ!」と言って許してしまうという終わりなんだけど、どうもこの終わりにあるモヤモヤ感が一体何なのかというのはあった。まさかこの時代に成敗して終わりというわけにもいかないので(そもそも寿司マンガってこともあるし)なんというかいい落としどころはどんな感じかなあ、さて終わり方どうしようかなあというのは制作中にもいろいろ試行錯誤があったのではないだろうか。 そういう意味でカギになったのは(カギとしたのは)恐らくこの神亀鮨の親方だったのだろう。笹寿司の言いなりになって脅迫されて為す術もなく将太の父ちゃんの舟に仕掛けを仕掛ける。で身体を壊した父ち

    真亀鮨の親方
  • 自律的ということ

    今日なんとなくYoutubeでいつか話題だったFXのトルコリラの話を思い出した。FXやったことないしやってないし今後も関わらないとは思うが、思い出して簡潔に言うならば誰一人生き残らなかった相場だったと。トルコリラで荒稼ぎしていた有名人も多数その後音信不通になったので、みんな電車に飛び込んだんじゃないかと噂されたという(それにしてもこの界隈なぜ電車に飛び込むのが定例化しているのかわからないが、よく聞く謎のあれにはすべてがすべてじゃないにしろこの背景が少なからず関わっているようである)。 関わってないし経験ない以上あまり偉そうには語れるものではないが、それはきっととてつもない大儲けと裏腹に生きるか死ぬかという一線があり、百戦錬磨の強者たちもとうぜんそこらへんを経験から見切っていたのだろうが、ところがどっこい全滅したと。そういう話なのだろう。 ・理想的な生き方がどういうものかなどということはそう

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  • 七夕/村下孝蔵

    https://www.youtube.com/watch?v=TQy1YuMv5qo 今日は曇天の下、例によってあれやこれややっていた。 一日中どんよりとしていたが、夕方になって眩しい西日が急に差し込んできて、眩しい夕焼けのその鮮やかさが目に染みるというか心に沁みるような気持ちになった。 その時不意にこの曲が頭を流れてきて、初めてこの曲が鮮やかに感じられた。なんというか、橙とか青といった色合いが目に見えるように感じられ、作者がこれに込めただろう何か、質感みたいなものをはっきりと感じ取ることができた。この曲に何か特別に思い入れがあるというわけではないが、極めてシンプルにしているからこそ感じ取れるものがあり、薄味にしているから感じ取れる素材の良さみたいなものがあるのかもなあなどと。 ・あまり関係あるようなないような話だが、人というものが後天的に持てる、一種の才能に近いものが怒りとか憎しみとか

    七夕/村下孝蔵
  • モノと人

    包丁ってのは実に変わったものだ、などとふと思った。 切れ味でいけば高級で非常にいいものがいいに決まっているが、切れ味がいいからスパスパ切ってストレスもなくものを推し潰すでもない、いい仕事をしてくれる。 その一方で百均に売っているような100円の包丁やナイフも捨てがたく、ちょっとすべって手に当たってもまあまず手が切れるということがない。おっとと手が滑ってもなまくらなので当たった方の手から血が出ない。これはつまり言い換えれば安全性に非常に優れているということもできるだろう。 よく切れるという切れ味と、万が一でも手を切らないという安全性。これはもはや二律背反であり両雄並び立たずといった感じがある。切れ味を求めればいつか万が一手を切るかもしれないことと無縁ではいられないだろうし、安全性を求めれば手に当たっても切れないけど材も切りにくいと。じゃあまあいい落としどころは何かって、腕を磨いていい包丁を

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  • 感謝と怨念

    数年前の話。 多分以前にも書いた気がするが、祖母が「柿をべると医者が青くなる」といって延々べ続けていたら健康だったはずの数値が大幅に乱れて、比較的いい数字を続けていたはずなのに急にこんなになるなんてということで、文字通り医者が青くなったということがあった。で、何が悪かったかって柿が悪かったと。まあ記憶能力がかなり悪いのでもう忘れているのだろうが、柿のシーズンになるとこのことわざを引っ張り出しつつべるのが恒例となっているのだが。 ふと思い起せば、そういう現象というのは日でももう長いこと見られてきた現象なんじゃないかと思った。 納豆がいいと聞けば納豆が店頭から姿を消す。バナナがいいとなればバナナも店頭から姿を消す。肉もそうで、その昔肉を美味しい美味しいとべまくって体調壊した人がいる、最期はガンで死んだんだったか、ひたすらにもがき苦しんで死んだもんだからそれで肉は怖いと誰かが言っていた

    感謝と怨念
  • ロイテリ菌

    最近どっかの広告でロイテリ菌を見かけて、ああそういやそういうのがあったなあと思いだして調べてみると、7年前に既に見聞きしていたらしい。メモに残っていた。 それどころか、これはもしかしてすごいんじゃないかと思ってロイテリヨーグルトをべたことすらあったという。それらをもう長いことすっかり忘れていた。 ・毎度の歯磨きネタだが、最近思っていたのは思いつく限り究極の歯磨きをしていって口内をきれいにしていっても、そりゃきれいかもしれないけど善玉:悪玉の比率は最終的には変わらないんだろうなと。結局悪玉菌は完全にはいなくならない。リステリンを使ったとしても。リステリンでほぼ99.999%以上の菌をぶっ殺すことに成功したとしても結局歯周病菌だミュータンス菌だは撲滅できないわけで、何かをきっかけにしてまた増える。そうなると根的解決にならない。歯磨きは重要だろうけど、重要でも根的解決ではない。 これではな

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  • タクティクスオウガ㉟-2、セリエのリサイクル

    ということで前回はレオナールが死後にリサイクルされ、人の思想や性格に全く関係なく、ただ腕っぷしの強さのみを採用され働かされていたという事柄を挙げた。そしてそれはいろいろ事情はあったにせよ、レオナールが生前やってきた行いの数々を見ているとそこそこ妥当な扱いだったのではないかということだし、そういうむごたらしさを取り上げていくことで人々が納得していく要素というのは確かにある、そしてそれこそが贖罪の過程であり、それを通してレオナールが許されていくのではないかということを書いた。そしてやらかすことを覚悟したのであれば、そういう事態は甘んじて受けるべきものではないかということだし、このタクティクスオウガは一つの狙いとしてそういうものを描き出したいのではないかということでもある。 そういうわけで次はセリエである。 ・ヴァレリア解放戦線という組織を率いていることは周知のとおりだが、主人公デニム一味がラ

    タクティクスオウガ㉟-2、セリエのリサイクル
  • 話とニュアンス

    最近ネタが溜まってきたのでちょっとここらで幾つか書こうかなと。 ・我々の文化で「話す」とか「話をする」などと言われるものがあるわけだが、英語では話すったってtalkもあればspeechもあり、speakにsayにtellもあるといろいろあることはわかる。これに合わせて「言う」「伝える」「対話する」みたいな使い分けもできるっちゃできるわけだが、まあ基語なんてのは「話す」一語でほぼ事足りる。まあその「話をする」を分析しようとすれば英語の使い分けが非常に便利ではあるだろうし、確かに英語的な区分けによるニュアンスの違いを読み解くことはできないことはないにせよ「話をする」で済むといえば済むわけであり、そういう外的な分類はそこまで必要かと言われれば別に必要というわけでもなさそうではある。 しかしじゃあ我々の「話をする」といったことがそこまで英語ほど外的に鋭敏にわかれさせられる必要性が全くなかった

    話とニュアンス
  • ノートアプリのFlexcileについて

    ということで前回の内容を受けてGoodnotes6はちょっとなーと。あまりよろしくない感じに思ったのだが、しかしこの時代に理想的なノートアプリが全く作られてないということがあるだろうか?と思った。そういうわけで徹底的にノートアプリを探してみようと思ったので探してみた。ノートアプリを探すためにノートをつけつつ1個ずつ調べてやるという奇妙な感じだったのだが、まあそのかいあって一時間もかからずにこれはいいと思えるアプリを見つけることができた。もはやこれ一択だなと思った。 というのが表題にも書いたFlexcile(多分フレクシル。読みにくい)である ・これipadGoodnotes6にあった最大の問題である容量問題を大いに解決できる可能性を持っているのが見どころ。 具体的には連携機能が非常に優れているので、GoogleDriveやDropbox(こちらはあまりオススメしない)などと連携しやすい。

    ノートアプリのFlexcileについて
  • ipadの話

    最近Goodnotes6の話を聞いて、ノートをなんとかしてうまくまとめられないかなと常々思ってきたこともあってお試しでipad5を入手してみたが、まあすごいといえばすごいかなというのが今回のお話。 ・例えばWindowsPCとスマホっていうのは互換性がなくて相性がものすごく悪かったんだけど、まあそういうもんだろうでやってきたっていうのは否めないところがある。 ところがそれをこれ一つでやってしまえる、あるいはやってしまおうという挑戦的な立ち位置がおもしろいPythonistaなんてWindowsPCでCMD開いてPythonファイル実行なんてやってたのをこれ一つででできるなんてことを思えばいかにとんでもないかがわかる。アンドロイドはいろいろ探してきたけどCMD的な立ち位置のものがなかったのだ。ところがこれはプログラミングを書くなりコピペするなりしてしまえばipad上で動くのだ。 これってか

    ipadの話
  • タクティクスオウガ㉟-1、レオナールのリサイクル

    二バスに関して、なぜ二バスがこの話に登場してくるのか、この話で果たしている役割は何かなどということを延々と考えてきたわけだが、今一つ煮詰まらないでいた。これだけのゲームを作る製作者のことだから、何かしらの考えがあっての二バスの登場ということになるんだろうけど(という方針で考えるのも不純ではあるが(笑))それがわからない。そういうわけで時々思い出しては一章のタインマウス~クリザロー~クァドリガ砦を行ったり来たりしていたがそれでもわからない。 多分一章のここだけ延々20年くらいやってる気がする(笑) ・まあ単純に考えればやり込み要素としての死者の宮殿へ、その導入へということになるわけだが、単純にそれだけとなるとちょっとあまりにもパンチが弱すぎないか?というのはあった。 そうして今日思いついたのは、もしかして二バス自体に大した意味は持たせてないのではないか?ということだった。むしろ二バスがメイン

    タクティクスオウガ㉟-1、レオナールのリサイクル
  • 加齢臭対策(?)

    ふと頭から風呂に浸かりたくなって、頭まで浸かってみたところが、なんか妙に頭の後ろ側が変な感じがした。なんというか、ノリ(あの紙とかを貼りつけるヤツ)が頭の裏についているような、なんともいえず妙な感じがしたのだ。なんだろうこれは??と思ったが、なんか思うところがあってクソ熱い湯を頭から背中にかけて浴びせながらしばらく浸かっていたら、それはなくなってしまった。あれが一体何だったのかは不明だが、まあとにかくさっぱりしたのである。

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  • 治世の能臣、乱世の姦雄

    最近ふと思ったのは人として治世タイプと乱世タイプってのは明らかにあるなということ。曹操はどちらにしろ優秀という見方もできるが、そのどちらの世であってもうまく世渡りしていけるという意味もあったんじゃないだろうか。 ・ここ数十年は明らかに治世下だった。平和な世の中で同じことを決められたようにコツコツできる人材がサラリーマンとして重宝され生きていけると。でももしも治世でのみ生きられる人間のみが日人となったらどうなるかって、乱世での対応が難しくなる。その結果として絶滅みたいなことに陥りかねない。すると乱世での対応能力もそこそこある必要性というのはもともとあったわけだ。 で、こうした異様な円安で円の価値は暴落しつつも株は安くなるので大量買いで高値を30年ぶりに更新した日に万引きで捕まった40代の男性が話題になっていた。「限界です、お金ください」とか言っていて相手を殺傷する気もなさそうな人だったとい

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  • 風来のシレンの分析

    戦国策途中ですが、仏語、中国語講座近日中やろうと思ってます。その後はどうしようか。ドイツスペイン、イタリア、ポルトガル……テキトーに気が向いたところをやろうと思ってます。 目指せ10か国語、ですね笑

    風来のシレンの分析
  • 地獄の蓋

    戦国策途中ですが、仏語、中国語講座近日中やろうと思ってます。その後はどうしようか。ドイツスペイン、イタリア、ポルトガル……テキトーに気が向いたところをやろうと思ってます。 目指せ10か国語、ですね笑 最近何かモヤモヤとしたものが頭の中に妙に漂っているというかこびりついている感じがあって、それが妙に気になっていた。オレは何かものすごく大切なことを見落としていないかと思っていたところが、何か夢の中でも何かがあって、多分何かあるんだろうなと思っていたところが、ふと昼間にいろいろやっている時、雨の中でただでさえ不快なのにさらにはゴミが降ってきて、ああーものすごく不快だなーとか思っていた時にふっと何かがよぎる感じがあった。

    地獄の蓋
  • 活躍

    今日思っていたのはそういや20年くらい前に介護疲れした奥さんが旦那さんを焼却炉に入れて、そのまま自分も入って自殺したとかいうニュースがあったなあということだった。 で、それが自分もたまたまニュースか何かで見聞きして知っていたし大学の講義でとある先生が絶賛していたもんだからたまたま印象に残ったんだけど、そうした死にざまを美しいとか素晴らしいとか言っているわけだったのだが、それに関して覚えた違和感というのがふと今の「活躍」とかそういう言葉への違和感とけっこう密接な関係があったんだなと。活躍じゃなくて活躍せざるを得ない場所に追い込まれているから頑張っている、それを「活躍」と評することがそもそもおかしいし、活躍しないでいい社会の方が遥かにいい社会であり目指されるべき社会だったんだなということを今の視点では思う。

    活躍
  • コスパと愚直

    困っている時に人に助けてもらうことは非常にコスパがいいのだが、それを突き詰めていくと人を助けるということは非常にコスパが悪いということになる。言い換えると困っている時に利用できるっていうのはコスパがいいので「こいつ使える」ということになるのだが、自分が困っている時に利用できないとなると「こいつは使えん」ということになる。要するに人助けよりは「人助けられ」ってことになるが確かにこれは効率良く見える。やりたくないことは一切やらず、自分がやりたいことは1/2くらいの労力で解決できるのだから。 しかしこれをさらに突き詰めてくと、他人が困っている時には見捨てるのが当然ということになるし(というか自分で解決できないから助けを求める=結構厄介なことを背負いこまされる可能性があってめんどくさい)自分が困っている時には当然助けてもらった方が得なんだけど、これというのはコスパが非常にいいわけである。めんどくさ

    コスパと愚直