ラテンアメリカ文学から影響を受けたという奔放な文体と衝撃的な展開を併せ持つこの傑作こそ、桜庭にとってのメルクマールといっていい。 これを読んだとき、おやっと思ったのだが、ラテンアメリカ文学といえば、『伝奇集』と『エレンディア』しか読んだことがないので、その場では『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』のタイトルの誤記だけ指摘しておいたのだが……。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080119-00000009-maiall-ent 『砂糖菓子〜』ではなく『少女七竈と七人の可愛そうな大人』ですね、ラテンアメリカ文学の影響を受けたというのは。とはいえ「奔放な文体」と「ちょっと違和感のある文体」では意味が逆のような気がします。 フォローありがとうございます。ここら辺は一々確認しながら書いているわけではないのでいいかげんな部分もありますが、じっさい桜庭一樹の小説を読