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  • 【大型新連載開始!】第0回 はじめに(執筆者・瀬名秀明) - 翻訳ミステリー大賞シンジケート

    新たな作家攻略シリーズの開幕です。 作家はジョルジュ・シムノン(1903〜1989)。フランス・ミステリの代表的な作家のひとりです。当サイト編集人・杉江松恋は『読み出したら止まらない! 海外ミステリーマストリード100』でこう書きました。 シムノンは彼自身がひとつのジャンルであるというべき作家である。二百を超える著作を世に送り出したという執筆の量もさることながら、その内容が多岐にわたり、いずれの分野でも一等級の作品をものしている。作品の平均水準が高く、入門書を選ぶのに苦労するほど代表作があるというのは畏怖に値することである。 (中略) 長短篇を合計すれば八十冊もの作品があるジュール・メグレ警視のシリーズが作者の看板作品だろう。(p.30) シムノンの看板作品と評された「メグレ警視シリーズ攻略」に挑むのは、『パラサイト・イヴ』で日ホラー小説大賞を、『BRAIN VALLEY』で日SF大賞

    【大型新連載開始!】第0回 はじめに(執筆者・瀬名秀明) - 翻訳ミステリー大賞シンジケート
    kawaikyo
    kawaikyo 2014/12/09
    “どんなに忙しいときでも、シムノンを読むと小説の呼吸に還ってゆく気がするのである。”
  • 初心者のためのマーガレット・ミラー入門(執筆者・柿沼瑛子) - 翻訳ミステリー大賞シンジケート

    ひところマーガレット・ミラーを紹介する場合、必ずといっていいほど「夫のロス・マクドナルドの名声に隠れてはいるが」という前置きがついたものですが、いまやそのロス・マクの作品ですら数冊を除いて品切れ状態、マーガレット・ミラーにいたってはすべて品切れという嘆かわしい状況であります。「戦後華々しく登場した推理作家の中でも、読者を欺く技巧において、彼女と並ぶものはない」とジュリアン・シモンズにいわせしめたこの閨秀作家を埋もれさせるのはあまりにもったいない! というわけで今回のありがたいチャンスをいかすべく、マーガレット・ミラーを精一杯布教させていただこうと思います。 『鉄の門』『狙った獣』といったニューロチック・スリラーが話題を呼んだせいか、なんとなく日ではマーガレット・ミラーというと「暗い」「異常」「後味が悪い」イメージがつきまとっているのですが、それだけで片付けられる作家ではありません。ミラー

    初心者のためのマーガレット・ミラー入門(執筆者・柿沼瑛子) - 翻訳ミステリー大賞シンジケート
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